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『ジョーカー 許されざる捜査官』 第十話

出演:堺雅人(伊達一義)、杏 (宮城あすか)、錦戸亮 (久遠健志)、りょう (片桐冴子)、大杉漣 (三上国治)、鹿賀丈史 (井筒将明) 他

※()内は役名


放送日:2010年9月14日(火)21:00~ 「“神隠し”…解き明かされる謎 黒幕は?衝撃の結末」


< 第十話 あらすじ >
宮城から久遠が何者かに刺されたと聞いた伊達は久遠が搬送された病院に駆けつけ、宮城から久遠が犯人に繋がる手掛かりを掴んでいたことを知る。
鑑識課倉庫に戻り、久遠が掴んだ手掛かりを探す伊達は科学捜査研究所から届いた一通の封筒を見つける。中身が空であったため、久遠が依頼していたというDNA鑑定書を取り寄せる。鑑定書に書かれていた真実を知り伊達は衝撃を受ける・・・
一方CD-Rの解読を試みるが何も分からず焦りが募る宮城。そこに井筒が現れCD-Rに羅列されていた数字に注目をする・・・







拍手を幾つか頂いたようで、有難うございます(^^)
色々感想書くものがありますが、先ずはジョーカー。



ついに最終回を迎えたJOKER。
今までの回で一番良い出来だったんじゃないかと。
それはベテランの大杉漣さんと鹿賀丈史さんの演技が素晴らしかったからだと思います。


・・・とネタばれになりそうなので




※以下ネタばれです!




今回は最終回ということもあり、見どころ満載。



久遠が刺されたと連絡を受けた伊達は搬送先の病院で久遠を心配そうに見守る宮城あすかから事件時の様子を聞く。あすかはジョーカーを名乗る何者かに冴子が刺された倉庫へ呼び出され、そして久遠は犯人に繋がる何かを掴んでいたらしいという。


急いで久遠が普段から使用している鑑識倉庫へ。そこで科捜研からの秋封筒を発見。久遠が取り寄せたという資料の再送を婦警に依頼、後日再送された資料を見て愕然とする。


・・・やはり・・・こちらも愕然。


バーを訪れた伊達は三上に犯人が分かったと告げ、久遠が取り寄せた鑑定書を突き付ける。
そこには三上の名が書かれていた…


やはりそうかとは思いましたが、伊達さんや久遠と同様に信じたくなかったですね。


JOKERとは警察の裏組織であり、裏金で作ったと思われる私設刑務所へ罪を逃れた犯罪者を“神隠し”として制裁を与えていた。
このJOKERで制裁者となる最適な人材として白羽の矢がたったのが家族を失った三上。
被害者遺族の無念を晴らすこの神隠し、JOKERの存在を守ろうという想いから、組織の存在、神隠しの真実を暴こうとする夏樹と冴子を殺害したのだった。


あすかのCD-Rを奪う為、伊達刑事に麻酔銃を放ちバーを去る三上。


どんな気持ちで伊達さんを撃ち、どんな気持ちで伊達さんは撃たれたのかと考えると苦しいですね。この辛さは再びこの構図と真逆な形としてラストに出てきます。


本格的に三上を追う事になった捜査一課。そこへCD-Rを持つあすかの身を守る為に青葉東署へあすかを移送するよう刑事部長から電話が入る。

この刑事部長、小木茂光さんだったので、思わず一倉さんだ!と思ってしまいました(笑)踊る大捜査線に続いての警察官役。小木さんは警察官役多い気が。



刑事部長、実は裏で三上と繋がっており、あすかは三上に連れ去られてしまう。



連れ去られたあすかは三上の家で意識を取り戻し、兄を殺した三上に憎しみと怒りの感情をぶつける。
あすかの気持ちも三上の気持ちもわかるし、両方正論でもある。
しかし人の命を奪ってしまった三上はやはり正義ではないがJOKERを必要悪とする三上の発言は同意せざるを得ない。


正義と悪の境界線などはこの世に存在せず、正義とは人の倫理観に大きく影響されるもの。夫々の正義の名の下に想いを行動に移す三上や伊達、久遠、そしてあすか。



お前のやっていることは正義か?と問われ「それでも俺はお前を裁く」という伊達刑事は制裁を与える瞬間は自身は正義であるが、その後は己を裁いているとも思う。

人の明日を奪うという事は久遠も言っていたが、自身の大切なものを失うことにもなる。
それを一番分かっていたのは三上であり、彼から制裁者という仕事だけではなく、意志を引き継いだ伊達刑事だろう。




このドラマのテーマは正義と悪、人が人を裁くという事の意味とともに、“贖罪”の物語なのではないかと思った。



三上は逃げようとはせず、伊達に自身を裁かせた。
その願いを叶えるかのように二人が出会った倉庫で、伊達が別の人生を歩み始めた地で二人は対峙する。


インファナルアフェアのワンシーンを彷彿させる青みがかったあの対峙シーンは二人の気持ちが交錯していて台詞が無くても会話をしているようだった。

そして何よりスローモーションなのが良い。
あのスローモーションのお陰で自分が伊達刑事になったかの様に今までの出来事を思い出させ、「何故貴方が?」と伊達刑事の感情に同調させられます。
また堺さんと漣さんの表情の演技が素晴らしく、二人の気持ちを考えると辛くて泣けてきます。

悲しいシーンですが、まるで儀式の様なのですよね。
それこそ神に懺悔をするかの様な、そんな雰囲気が静寂に包まれたこのシーンにはありました。


神隠しではなく、法の裁きを受けることになった三上。


伊達の正体を知った井筒とあすか。


三上の意思を継いだ伊達、そして久遠。


この5人の物語はどうやらここで終らなそうだ。


伊達刑事は逮捕されず今まで通りだし、井筒課長はどうやらJOKERを探るべく潜入。あすかは警視庁へ戻ったということは・・・・これは続編あり??


作る気満々な気がするのですが(笑)


今度放送される特別編では伊達刑事が初めて一人で行った制裁の話と、三上逮捕後の話が観られるようです。


三上と伊達さんのコンビが好きだったので、もう見られないんじゃないかと残念に思っていましたが、特別編では二人でラーメンを食べる姿が観られるようで楽しみです。


<おまけ:第十話の伊達さん>
マスターこと三上に簡単に手錠をはめられてしまう伊達さんが何だか良かったのは私だけでしょうか(笑)
油断しすぎです伊達さん!相手は元刑事です。
結構簡単に課長に正体バラしたのも仕方がないとは言えちょっとビックリでした。


あと、伊達さんではなく今回はあすかちゃんの可愛さが際立っていたと思います。
(本来伊達さんより普通あすかちゃんが可愛いとなるのですが・・笑)


「チューしたら目覚ましてくれますか?」が凄くかわいかった・・・
久遠に聞かれてたら危なかったですね(笑)

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テーマ : JOKER ~ジョーカ-
ジャンル : テレビ・ラジオ

『ジョーカー 許されざる捜査官』 第九話

出演:堺雅人(伊達一義)、杏 (宮城あすか)、錦戸亮 (久遠健志)、りょう (片桐冴子)、大杉漣 (三上国治)、鹿賀丈史 (井筒将明) 他

※()内は役名


放送日:2010年9月7日(火)21:00~ 「時効…真実に怒りの裁き」


< 第九話 あらすじ >
冴子が5年前に刺殺された夏樹と同様の手口で殺害されていることに気付く伊達。
鑑識の結果、夏樹刺殺に使われたナイフと同じものであることも判明。
しかし一向に犯人の情報は何も出てこなかった。
息詰まる捜査員達、そこへ一人の女性が入ってくる。
彼女は5年前に時効が成立した事件の遺族であり、新たな手掛かりを発見したので調べてほしいと訴える。この事件を追っていたのは冴子であると知った伊達は、時効成立をしたこの事件の捜査に乗り出す。
一方あすかは冴子から受け取ったCD-Rの解読を試みるが・・・



いよいよ最終回を向かえるJOKER。
真実に近づくにつれ、危険が忍びよるこの第九話は急展開の連続で、あっという間の一時間でした。

今回も制裁を受ける事件はメインではないという印象を受けましたが、今回の犯人役は佐野史郎さん。まさかこの方がゲストとは!


※以下ネタばれです。



冴子の刺し傷を見て夏樹と同じ犯行手口だと気付く伊達刑事。
同じ手口で来るなんて恐らくわざとでしょうね。同じにすることで、伊達さん達に対する何者かの脅迫とも取れる。

それ程の真実が待っているのか。
何を冴子は知ってしまったのか。
最後は伊達さんの身に危険が及ぶ事がないよう犯人の名前を挙げなかった冴子は未だ伊達さんを愛していたんでしょうね。
前回のラストで名前を呼ばれた時の表情といい切ない。


冴子を殺害した犯人の情報が全く出ないばかりか、当の伊達刑事の態度に怒りを覚えるあすかであったが、バーで三上から冴子を失った後の伊達刑事の様子を聞かされて思い改める。


苦手なウイスキーを飲み、酔いに見せかけ洗面所で涙を浮かべ、怒りと悲しみに満ちた表情はどこか何か決意したかの様にも見えました。
そしてこの表情が凄く胸に迫ります。


冴子が最後に担当していたという時効成立をした事件を再捜査し始める伊達刑事は、
真犯人を被害者が未来の自分に宛てた手紙に書かれた「S先生」を手掛かりに辿りつく。

折角佐野史郎さんが犯人なのに何だか勿体ない扱いでちょっと残念。
私的に今までで一番印象が薄い犯人に・・。
制裁シーンも伊達さんの迷いをもう少し見せてくれたらより良かったのになぁとも思いました。
今回は前回同様5年前の真相がメインとなっているので仕方がないのかもしれませんが・・。


あすかは冴子が命がけで追った真実を知るために、伊達刑事のヒントを頼りに兄・夏樹の携帯からCD-Rのパスワードを見つける。

パスワードは「JOKER」


・・・そう来たか。JOKERの別の意味はこれでしたか。


そしてCD-Rの中身は警察の裏金作りと謎の「UNDER GROUND V」。
この展開、何だかどこかでと思って見ていましたが、『アンフェア』か。
警察の裏金作りと言えば佐々木譲先生の道警シリーズも浮かんだり。


あすかは警視庁に地下五階があり、そこに何かあると考えていましたが、
実際は地下五階はありませんでした。
「UNDER GROUND V」って警察OBと上層部の何名かで作り上げた秘密組織(というか倶楽部?)


その様な組織があるとして、裏金で何をしようとしているのかと考えた場合、パスワードがJOKERであることから神隠しに関係しているとも考えられるし、あるいは全く異なる目的があるのかもしれない。



そこは今夜放送のJOKER 第十話で明かされる・・・はず。



このまま明かされずSEASON 2へ!なんて展開にもなりそうな気がしないでもないけれど。



そしてラストでまた衝撃の展開。
久遠がJOKERを名乗る何者かに刺されてしまいました。
そして久遠の気になるセリフ。

犯人は久遠が知り、そして信頼を寄せていた人間と言う事になるのかと思いますが、そうなると誰なのか?

課長が怪しいと思っていましたが、今回で課長は白と判明。
そうなると三上かと思ったのですが、そうなると今までの行動とセリフに矛盾が生じるので確率は低そう。

となると一体誰・・・???


真実はもうすぐ明かされますね。
伊達さんはどうなってしまうのか?




<おまけ:第九話の伊達さん>今回は昼よりも夜の伊達さんが多かったですね。
冴子を思って慣れないお酒を飲み、吐く姿にときめいてしまった(笑)愛されてたんですね~冴子さん!


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ジャンル : テレビ・ラジオ

『ジョーカー 許されざる捜査官』 第八話

出演:堺雅人(伊達一義)、杏 (宮城あすか)、錦戸亮 (久遠健志)、りょう (片桐冴子)、大杉漣 (三上国治)、鹿賀丈史 (井筒将明) 他

※()内は役名


第八話放送日:2010年8月31日(火) 21:00~ 「衝撃の死・・・伊達最大の危機」


< 第八話あらすじ >
模倣犯であった日向に撃たれ、久遠も吉住によって殴打され意識を失う。
絶体絶命の事態から何とか逃れようと模索する伊達であったが、伊達が落とした銃を吉住に拾われ、麻酔銃であることが分かってしまった。
制裁を加えた人間がどこにいるか伊達から聞き出すべく、吉住は伊達を連れ去ってしまう。
意識を取り戻した久遠は伊達が自身の血で書いた「YT」という文字に気付く。





JOKERもいよいよ佳境。どうやら全10話のようですね。
10話最終回の後に特別編の放送があるようなので、ひょっとしたら続編や映画化の可能性もあり??
もし映画化となったらドラマに散見する突っ込み所を無くし、より一層ダークかつシリアスにしたら上級サスペンス映画に化けるかも?なんて勝手言ってすいません(^^ゞ


※以下ネタばれです。


模倣犯となった目的を第七話感想で書いてしまいました・・・第八話で明かしてましたね。
混同してました。
日向と吉住は異母兄弟で共に母親を父親に殺害されており、父親への復讐の為に刑事になったという何とも凄惨な過去が。しかもその父親を制裁していたのがあの三上だったとは。


伊達さんの前に三上が制裁者となり神隠しを行っていたんですね。
つまり伊達さんは三上の後継者だったわけです。

なんだか三上は伊達さんを後継者として可愛がっていたようにも思えてしまう。
しかし愛する者を失う過去を持つ似た境遇であり、幼いころから知っている事もあってか伊達さんを探す三上の動揺ぶりと必死さから、いつものマスターとは違った人間らしい一面を見た気がします。
そして三上にとって特別な存在なんでしょうね、伊達さんは。


しかし、吉住に伊達さんが暴行されているシーンは血の量といい飯田さんの演技といい惨いシーンとなりました。
堺さんは本当に血まみれが多い方だ。
『壬生義士伝』『スキヤキウエスタン ジャンゴ』『ジェネラルルージュの凱旋』・・・皆そうですよね。


飯田さんはやはりJOKERでもSPと同じような運命を辿っていて何だか皮肉です。
でも、飯田さんを観た瞬間からこうなることが予想出来ていました。
もうこうなる気がしてならなかったんですよね。
ちょっと呆気なくて残念でした・・・



兄をも手にかけ、犯人ではない無実の罪の人間を殺害し、しまいには自分のアリバイ作りに手を貸した美代子を殺害しようとした日向。


「俺こそが救世主だ!」と天を仰ぎながら言う様はまるで『デスノート』の夜神月・・・
なぜ同じようなキャラにしてしまったんでしょう。
伊達さんとの会話で浮いてしまうんですよね、あのキャラだと。
脚本がちょっと粗かったかなという印象。八話は転機となる回なだけに残念でしたね。


しかし今回重要なのは日向ではなく、冴子です。
だからデスノでもなんでも良いんです。


冴子が手に入れた夏樹の貸し金庫にあったCD-ROMは何があるのでしょう。
事件の核心に迫った冴子は万が一を考え宮城あすかに託す。

彼女の予感は当たってしまい、ラストは伊達の腕の中で息絶えてしまう。


事件の核心に迫った者の末路は大凡こうなる事が予想できるのですが、
まさかキーパーソン的役割の冴子をここで死なすとは思いませんでした。
病室での会話で出た「伊達さんは一度も名前で呼んでくれない」でこうなる予感がありましたが、ラストに漸く伊達さんが「冴子」と言った瞬間の冴子の嬉しそうな表情はとても切なかった。


冴子の突然の死に悲しみに沈む伊達の元へあすかがやってくる。

何故ここへ??


そして冴子を殺した犯人は誰?


冴子がCD-ROMを手にしたことを知っていたのは課長。
やはり課長が何かある?
しかし段々夏樹を殺したのは課長じゃない気もしてきました。
となると黒幕は誰だということになるのですが・・・意外な人物、期待しております。




<おまけ:第八話の伊達さん>
病室で半分にカットしたメロンを嬉しそうに頬張る伊達さんが可愛らしい。
そしてその後冴子に言った「元彼でしょ。」がツボでした。
あれは反則!(笑)


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ジャンル : テレビ・ラジオ

『ジョーカー 許されざる捜査官』 第七話

出演:堺雅人(伊達一義)、杏 (宮城あすか)、錦戸亮 (久遠健志)、りょう (片桐冴子)、大杉漣 (三上国治)、鹿賀丈史 (井筒将明) 他

※()内は役名




第七話放送日:2010年8月24日(火) 21:00~ 「模倣犯現る・・・間違った正義」


< 第七話あらすじ >
遺体の上に「悪人に制裁を」と書かれたカードが残されるという殺人事件が発生。
伊達と久遠は誰かが自分たちの行いを真似たと犯行ではと思い、悪い予感がしていた。
そんな中、後頭部を殴打された男性の遺体が発見される。
伊達は被害者のポケットの裏地が出ていることから通り魔ではなく、何か盗む目的で殺害されたのではないかとにらむ。
その考えに同意してきたのは今回の事件を共に捜査することになった南北西署の刑事日向であり、同署の吉住刑事と共に伊達らの前に姿現す・・・







二週間前のJOKER感想です^_^;
既に先週の第八話も鑑賞済みなので、追って感想書く予定です。



※以下ネタばれです!


第七話と八話は『クライマーズハイ』と『SP』ファンでもある私にとっては嬉しい回になりました。


というのも被害者の妻・美代子役に尾野真千子さん、南北西署の刑事・吉住役に飯田基祐さんがゲスト出演されているのです。


尾野さんは『クライマーズハイ』で堺さん扮する佐山と裏取りに行った玉置ことズー子!
堺さんとの共演シーンが多いので、何だか嬉しくなってしまいました。

しかしお二人とも『クライマーズハイ』の佐山とズー子の雰囲気は微塵も感じさせないんですよね。伊達と美代子なんです。演じ分けは流石だなと当たり前のことですが何だか関心してしまいました。



飯田さんは『SP』のあのダークな西島理事官です。
西島理事官の事を知っていると今回のキャラとその運命をダブらせて観ずにはいられません・・・とこれは八話感想で。


模倣犯の登場という緊迫した展開と、冴子の神隠しの真実を追う捜査の進展、課長の意味深な行動と発言等、今回は急展開の嵐。



第七話は事件メインというよりも最終章への序章といった感じでしょうか。



模倣犯の犯人は日向と吉住であり、彼らの模倣犯と化した理由は父親への復讐。
神隠しを行っている者をおびき寄せ、父親に関する情報を聞き出す為に犯行を行っていたという。
しかし、日向はその本来の目的よりも法を逃れた犯罪者を自身の手で“制裁”を行う事に快感を覚えていき、もはや快楽殺人犯の様に変わってしまった。
自身を救世主とし、正義の行いと主張する。


何の躊躇もせず人を撃つ日向・・・・最初伊達さんもこういうキャラ設定なのかと思っていました。前にも何度か書いていますが、米国ドラマ『デクスター』みたいな殺人警官なのかと・・・まぁ21時台で堺さんにそんな事はさせないでしょうけど。


なので忍成君がこういう役をやるとは何だか意外でした。
しかし、JOKERは犯罪者の描き方がワンパターンな気がする。
一話と四話の犯人と日向がキャラと言うのか演出が被っていると思うのですが・・・
演技も目を見開き笑うという指示をしているのか何なのか同じなのが気になると共に、ちょっと残念。


静の狂気こそ恐ろしいと思うのですけどね。



久遠と伊達刑事の仕掛けた罠にはまり倉庫へ呼ばれた日向は“神隠し”を行っていたのは伊達刑事と知る。
そして法に背き、法から逃れた犯罪者を制裁している自分と伊達は同じであり、仲間だと言う日向。
日向の言葉に「自分と同じではない、お前のやっていることは単なるエゴだ」と声を荒げ反論する伊達。


そんな伊達に自分の行いは正義ではないならば、貴方の行いは正義なのか?と日向に問われ、動揺する伊達を背後から何者かが殴打する。



殴打したのは吉住であり、伊達が久遠の姿を探すも久遠も気を失っていた。


絶体絶命のピンチに陥った伊達・・・


どうなる第八話・・・!と言いたいところですがもう観てしまっているのでね(笑;)


八話が混ざった感想になってしまっているかもしれません。
模倣犯をした動機が八話で判明したような気もする・・^_^;



<おまけ:第七話の伊達さん>
自分の顔をコピーするとかどんだけお茶目なんですか(笑)
あんなに何枚もとってあのコピーはどうしたんだろう。
一枚下さい(笑)

そして今回は声を荒げるという珍しい伊達さんの姿を観ることができました。
ちょっと声が太くなっていて素敵です。
堺さんの怒鳴り声って何だか新鮮ですね。
あ、『クライマーズハイ』の時も荒げていたかな。



テーマ : JOKER ~ジョーカ-
ジャンル : テレビ・ラジオ

『ジョーカー 許されざる捜査官』 第六話

出演:堺雅人(伊達一義)、杏 (宮城あすか)、錦戸亮 (久遠健志)、りょう (片桐冴子)、大杉漣 (三上国治)、鹿賀丈史 (井筒将明) 他

※()内は役名


第六話放送日:2010年8月17日(火) 「子どもの虐待・・・救えない命」


< 第六話あらすじ >
窃盗事件を追っていた伊達ら捜査一課は所轄からクレームを受ける。
なんでも父親から虐待されていると噂の小学生の自宅に久遠が許可なく上がり込んだという。
虐待ではなく“しつけ”であると確認されていた家であった。
しかし虐待を確信した久遠は自宅へ上がり込んだ際に虐待の被害者とみられる小学生・文弥に自分の携帯を渡し、伊達から借りた携帯でメールをする。久遠とのやりとりを続けるうちに心を開いていく文弥であったが・・・・







世間は第七話で盛り上がっているであろう中で先週のJOKER感想です。
毎度遅くて検索で来られた方すいません^_^;
第六話は久遠が主役。先週観た映画『インセプション』同様“過去と向き合い、前進め”というメッセージが込められていたなと思います。
ラストで伊達刑事がそのままのセリフで久遠に言ってますが。


※以下ネタばれです!




虐待という世相を反映した今回のお話は久遠の過去に直結する物でもあり、
色々な意味で今までとは作風が異なる回だったと思います。

たとえ虐待してるのではないかと回り近所が気付いたとしても、警察が介入するのは容易ではないなという現実。救える命を救えないという憤り。
そしてこの様な事が毎日どこかで起きていると思うと本当にやるせない。
実の子供に手を挙げるという人間性が欠落した人が多くなっているというこの現実は恐ろしいものがあります。
そんな思い巡る回でした。


自身も幼少期に実の父親から虐待を受けていた久遠は過去の自分と文弥を重ね、
何としても助けたいと思い「メル友になろう」と自分の携帯を文弥に、自分は伊達から携帯を借りて文弥にメールをする。

最初は警戒していた文弥であったが久遠が「自分も虐待を受けていた、周りに気付かれたくないからいつもへらへらしていた」と打ち明ける。

虐待を認めはしないが「気持ち分かる」と次第に心を開き、二人の交流は深まっていく。

久遠との交流を通じて次第に明るく前向きになっていく文弥、は久遠との野球観戦の約束を楽しみにしていた。
そんな矢先、文弥が自殺したとの一報が入る。

父親にお酒はやめてと勇気を出して言った文弥君は未だ父親を信じていた。
しかしその思いは届かず暴力を振るわれる。
このシーンは観るのがとても辛かった。


虐待している実の父親というのが高杉亘さんなのですが、『踊る大捜査線』 SAT草壁中隊長のイメージが強いので、違いにびっくり。『お金がない!』では弱気なチンピラ役だったりと演技の幅が広い俳優さんですね。
もう極悪非道な父親にしか見えなくて、久遠ではないけれど制裁すべきと思ってしましましたもの。


自殺と聞いて駆け付けた久遠の「救えなかった」という悔しさと、悲しみ、父親への怒りがあの文弥君のほっぺたをひっぱる仕草から伝わってきて辛い辛いシーンでした。



自殺ではないと疑った伊達刑事は単身父親を訪ねて事件当時の事を聞き、そして文弥君の利き手を父親に尋ねる。
すると父親は当然のように「左利きだ」と言うが、実は文弥君は右利きで、好きな巨人の選手が左投げの投手であったので、真似て左投げに変えていたと父親に言い放つ。

この後の「僕にとっては疑いには十分すぎる事実」と言う堺さんの表情が何とも鋭くて穏やかな仏の伊達さんから一瞬夜の顔へと変わるんですよね。

しかもその後父親に背を向けた瞬間の表情が『蛮幽鬼』のサジが見せる黒い微笑みと似ていたのでこのシーンは好きです。
・・・細かくてすいません(^^ゞ



制裁をしてくれと頼む久遠に確たる証拠もないのに行ってはいけない。それではあの父親ら犯罪者と同じであり、自分たちがしていることは復讐ではないと諭す伊達刑事。
制裁を拒否された久遠は単独で父親に制裁を決行。
三上を呼び出し“神隠し”を行おうとするが、駆け付けた伊達刑事に止められる。



過去の自分と向き合い戦え。



分かってはいても憎悪を抑えることができない久遠。

そこへ宮城から逮捕された窃盗団の一人が父親が文弥君を落とすのを目撃していたとの連絡が入る。


JOKER初、犯人逮捕で終結。
刑事ドラマなのに逮捕が初めてというのは何だか異色ですよね、このドラマ。

文弥君が最後に残した久遠へのメッセージといい、泣きました、今回は。

そしてあすかの兄・夏樹殺害事件の真相に迫る冴子とあすか。
此方も目が離せませんね。



バーでの三上と伊達さんの会話は衝撃的。
まさか伊達さんが課長のアリバイ偽装していたとは。
そしてナイスタイミングでバーに現れた課長。



やはり黒幕は課長なのか??




おまけ<第六話の伊達さん>:取調室で久遠に言った優しい「馬鹿やろう」にやられました・・・なんだあの「馬鹿やろう」は!胸キュンです(死語)笑

今回は上司らしさが全面に出ていた伊達さんですが、三上の前ではいつも幼い気がします。
可愛いことには変わりありませんが(笑)

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ジャンル : テレビ・ラジオ

プロフィール

るい

Author:るい
【好きな俳優】
堺雅人、堤真一(特にこの二人が好き!)、大沢たかお、織田裕二、天海祐希、深津絵里

【舞台】
劇団☆新感線に嵌まってます!
ここ最近毎月観劇。

観劇予定: 時計仕掛けのオレンジ / テンペスト / シェイプオブシングス / NODA MAP・南へ / 劇団新感線・港町純情オセロ 


【映画】
洋画、邦画、韓国、香港とジャンル問わず何でも観てます。
最近は邦画鑑賞率高いです。


【ドラマ】
踊る大捜査線のファンでNW捜査員。

SP-警視庁警備部警護課第四係-が心底好き。


【小説】
佐々木譲、今野敏、貫井徳郎、雫井脩介、横山秀雄、海堂尊を好んで読みます。


■物凄いマイペースにやっているので不定期更新です。
なるべく観たものは全て感想を書きたいなと思っていますが
書かない or かなり時間が経ってから書くこともあります。

■映画、舞台、好きな俳優、ドラマの話が多めです。
感想はあくまで私個人のものなので「あ~この人はこう感じたんだ」程度に受け止めてください。



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