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『スカーレット・レター』  愛がもたらす地獄

 

アミューズソフトエンタテインメント

スカーレットレター



出演■ハン・ソッキュ、イ・ウンジュ
監督■ウン・ピョク



<ストーリー>

刑事のギフンは、妊娠中の妻スヒョンを愛しながら、美しい愛人カヒとの情事を楽しむ日々を送っている。ある日、写真館の主人が殺害される事件が起こり、第一発見者の妻、ギョンヒを取り調べたギフンは、彼女に言い知れない魅力を感じていく。捜査が難航するなか、ギフンはカヒに妊娠を告げられた。やがて、完璧だったギフンの生活は均衡を失い始める・・・


2005年  韓国  R-15


(「映画生活」より抜粋)





 大好きなハン・ソッキュの『二重スパイ』以来の映画作品だっただけに期待していた作品なのですが・・・好きな女優の一人イ・ウンジュの遺作となってしまったことが悲しく残念です。なので複雑な気持ちで鑑賞した作品でもあります 。


 

 ハン・ソッキュは自らの欲望の赴くままに生きる男ギフンを役にどっぷり入り込んで演じており、今までとは全く違った役柄で新境を確立。


 やはりハン・ソッキュと言う俳優は魅力があります。この作品ではとても嫌な男を演じているのですが、魅力的なのです(ギフンのような男は絶対嫌ですけどね(^^ゞ)。



 冒頭の自負心に満ち溢れたギフン。車を走らせながら歌う姿はギフンと言う男がどのような人物なのかがこのシーンで全て説明されています。ハン・ソッキュは声優(ナレーション等)を昔していたというだけあって声が良いです。なので彼が歌う姿が観られる、冒頭は必見と言っても良いでしょう。


 ハン・ソッキュは役に入りすぎたためにラストでは無意識に演技をしているシーンがあるのですが、もはや演じるというよりギフンになってしまったと言えるハン・ソッキュの迫真の演技はリアルで恐ろしくもあります。


?イ・ウンジュの愛人役も結構嵌り役で良かったです。イ・ウンジュのイメージから愛人役というのはどうなのだろうか・・と思っていたのですが、華奢な体で魂こめた演技をし、美しく、時に小悪魔的な役を見事に演じていました。彼女の声がまた役に合ってるんですよね。


 しかし・・・?役者は良かったもののストーリーがいまいち。

サスペンスの部分がしっかり描かれておらず、事件も何か中途半端になっている感がありました。単なる愛憎劇になっている感じです・・・。過激な描写は噂どおり。官能サスペンスだから仕方が無いのでしょうがね・・・。



 傲慢でエゴイスティックなギフンが墜ちて行く様は惨めで、女達の怨念が込められているようにも思えました。

そしてこの作品の登場人物たちは自身の欲望に忠実に生き、各々に自己中心的なところがある・・人間らしいといえばらしいのですがそのように生きた果てに見るものは“地獄”なのです。



 この作品は人間の醜い部分、愛とは何かを描いた作品です。





? 若くしてこの世を去ったイ・ウンジュの歌声が今も頭に流れています。彼女の死は残念でなりません。




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スカーレット・レター@映画生活



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『ザ・セル』  驚愕!犯罪者の精神世界に潜入・・

ジェネオン エンタテインメント
ザ・セル

出演■ジェニファー・ロペス

監督■ターセム


<ストーリー>

最先端の技術を使って患者の精神世界へ入り込む治療を行っている心理学者キャサリンは、ある日FBIから、異常連続殺人犯の脳に入り込み、彼が拉致した女性の監禁場所を探り出してほしいとの要請を受けることに。危険人物の精神世界へ入り込んでいく・・・


2000年 アメリカ

(Amazon.co.jpより)




連続女性誘拐事件が発生し、ついに犯人を見つけた時は犯人は植物状態・・・今も監禁されている女性の居場所を特定する為に犯人の精神に入り込む―

この作品、予告編に騙されました。というのも予告編が素晴らしいのです。
G線上のアリアにのせて映し出される美しく斬新な映像・・・この予告編は完成度高いです。
そんな素晴らしい予告編を観たら期待しないわけがない!なので本編を観たら少々がっかりでした(^_^;)

犯罪者の精神に入り込み、捜査をするとともに、犯罪者の心理を解くという発想は普通のサイコスリラーにSF的なものが入り、奇抜で良い。
また、この作品特筆すべきは驚愕の映像世界!犯罪者の精神を斬新な映像で描いており、その映像は美しく、時に残酷。複雑な精神世界を表している。

観ていて恐ろしいというよりも気持ちが悪いというのが正直なところですが、犯罪者の精神世界なので当然と言えば当然なのかもしれません。

映像は良いのですが、ストーリーが散漫気味でイマイチ・・・。精神に入り込むというような良い要素があるのに勿体ない。

幾ら映像が素晴らしくてもストーリーがしっかりしたものではないと薄っぺらな作品になってしまいます。

この作品は犯人を追い詰めるという作品ではありません。追い詰めるというよりは救うに近い。サスペンス要素は弱いです。

そして全編が犯人の精神世界メインですし・・・主演のジェニファー・ロペスが様々な衣装を着ていたり、詩的映像世界とPVタッチの異質な作品なので好き嫌い分かれそうな作品です。

この作品はストーリーより映像を観る作品といえます。
監督がインドの人なので思想的な世界を作り出すのが上手いのでしょうね。この作品はストーリーよりも映像が主役、そう割り切って観ると良いかもしれません。


ジェニファー・ロペスも目立ってませんしね(^_^;)う~ん・・・話題性でキャスティングしたのだろうか。

驚愕の映像世界が広がるサイコサスリラー(ちなみにサスペンスとホラーとも取れる作品です。)です。



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ザ・セル@映画生活


『TUBE』  韓国版「スピード」・・ペ・ドゥナの魅力が光る!

松竹
TUBE

出演■キム・ソックン、パク・サンミン、ペ・ドゥナ

監督■ペク・ウナク

>

<ストーリー>

 韓国・金浦国際空港で政府要人を狙った銃乱射事件が発生。現場に急行したソウル警察のチャン刑事は、後一歩のところで犯行グループを取り逃がす。犯行を指揮した男は、元国家諜報員のギテク。チャンにはギテクとの忘れがたい過去があった。別の事件の現場で、チャンの恋人がギテクの銃弾の犠牲となっていたのだ。数日後、ギテクのグループによる地下鉄ジャック事件が発生。車輌に爆弾を仕掛けたギテクは、元諜報員に対する政府の裏切りを公表するよう前首相に要求する。だが車内には、ギテクを執拗に追うチャンの姿があった!


2003年 韓国 

(「映画生活 Gaga」 より引用)








監督は『シュリ』の脚色、助監督を勤めたペク・ウナクでこの作品は初監督作品。韓国では公開直前にテグの地下鉄大放火事件が発生し、公開が延期となった作品でもあります。

冒頭の銃撃シーンは実際に金浦国際空港を封鎖して撮影したそうで、映像は迫力があるが、銃撃の音があまり迫力が感じられなかった(音響の問題?)のが少し残念。


冒頭は迫力あるアクション満載で幕開けしたのに、その後がテンポが悪くて少々だらけ気味に(^_^;)しかし事件発生後からはテンポが良くなり、面白くなっていく。


地下鉄は撮影用に本物と同じように作ったため、リアルさが増していた。CGもそんなに気にならなかった。ただ全体が何故か白っぽくぼやけてザラッとした感じがしたのですが、そういうフィルムを使ってるのですかね?よく分かりませんが(^^;)そういう所にB級テイストが見え隠れしていました(良い意味で。)。


この作品、つっこみ所満載ですが、韓国映画特有のパワーがあり、「映画だからね~」と割り切ってしまえば楽しめる作品です。ただラストは「あれ・・・?(^^;)」と言う感じでしたが・・。確か元ネタがあるんですよね(「新幹線大爆破 」だったか・・・記憶曖昧です。)。忘れてしまいましたがf^_^;・・・そういった話を聞いた事があります。

またこの作品はペ・ドゥナの存在が大きかったかと思います。彼女はやはり魅力がある女優ですね。後で知りましたが、インギョンが背負ってるのはバイオリンケースで父親の形見という設定だったらしいですね。劇中説明がなかったので知りませんでした(^^ゞ(・・なかったですよね?(笑))
敵役のパク・サンミンも渋くてよかったですね。

この作品は脇役が魅力的なキャラが多いです。チャン刑事の上司、室長など良い味だしてました。主人公よりも存在感あります。

この作品はサスペンス×アクション×ラブストーリーと様々な要素がある作品で、少し詰め込みすぎ・・という印象を受けた作品なのですが、なぜか楽しめてしまう。そんな不思議な作品ですね。





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TUBE@映画生活 ?



『アイランド』  貴方は自分のクローンを作りますか?

ワーナー・ホーム・ビデオ

アイランド(UMD Video)


出演■ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン
監督■マイケル・ベイ


<ストーリー>

いつも悪夢に悩まされている主人公リンカーン。彼が暮らすコミュニティは全てが管理された場所。地球は汚染されており、生き延びることのできた彼らは施設で守られているのだと、皆信じていた。施設から出られる道はひとつ。「アイランド」へ移住すること。ある日、リンカーンはアイランド行きは死を意味するのだと知ってしまう・・・。


2005年 アメリカ

(「映画生活」より抜粋)





マイケル・ベイ監督が今回はジェリー・ブラッカイマーとは組まずに作っている作品(珍しい気が…(笑))。

冒頭のリンカーンの悪夢の映像は、美しさと薄気味悪さ(というか、少し気持ちが悪い・・・)」が出ていて“悪夢”を上手く表現していたと思います。このシーンの突然の大音量にビクッとしてしまいました・・・(笑)また全体の映像が日に焼けた感じに黄色がかっていたのが近未来の雰囲気を感じさせる効果があったと思います。

臓器器移植の為のクローン生産がテーマという事で、確かにこの近い将来現実になるかも知れないクローンに対し、鑑賞中考えさせられましたし、メッセージ性もあったと思います。しかし・・・それは前半部で、後半からはそのメッセージ性がやや薄れ気味に感じられたのが少し残念です。

前半部は問題提起が強く感じられると共に、コミュニティの描き方等もSFスリラー的要素が感じられ良かったと思います。


後半からラストにかけては“嗚呼ハリウッド”的な展開(←変な例えですいません・・伝わりますかね(^^ゞ)だったので、やはりそうなるか・・・と(^^;)

アクションはマイケル・ベイ監督ならではのヘリの描写とカーチェイス。派手なアクションの連続で飽きさせないと思います。監督のヘリの映し方は私は結構好きです(『踊る大捜査線』に通じるものがあるので(笑))。アクションシーンはスタントを使わなかったシーンが多いだけあり、迫力がありました。・・・やはり監督はアクション監督ですね。
また、音楽は近未来的で良かったと思います。

この作品、つっこみ所多々ありです。しかしテンポが良く、出演者達が魅力的なのもあり2時間16分があっという間です。

SFアクション大作として観ると悪くない作品だと思います。・・というか何も考えず気軽に観る作品ですね。




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アイランド@映画生活



『仄暗い水の底から』  悲しくも恐ろしい水の音・・

?
バップ
仄暗い水の底から

出演■黒木瞳、菅野莉央、小日向文夫
監督■中田秀夫


<ストーリー>

離婚調停中の主人公は、親権を獲得する為、自立を目指し就職を決め、一人娘と共にマンションに引っ越す。その部屋に入居してから雨漏りや娘の奇行など不可解な事が相次ぎ・・・


2002年 日本

(「映画生活」より抜粋)




『リング』の鈴木光司の原作を映画化。

日本のホラー独特の雰囲気が全編に広がり、水の使い方やカメラワーク、映像の色調などが恐怖感を観る者に伝える効果があり、“怖がらせよう、怖がらせよう”といったホラー映画特有の演出があまり無かったのが逆に良かったと私は思いました(そういう演出が少ないと物足りないという方もいるかと思いますが、私はそういう物より心理的に恐怖を伝えるような作風が好きなので。)。なので怖い作品とはいえません。


水というもの「異界へ繋がる」「魂が集まる」等と言われているためか、よく日本のホラーに出てきますが、この作品での水の扱い方は上手いです。雨漏り等普段起こらないようなことから、普段良く使用する水道・・・生活の一部と化した水が“豹変”することの恐怖。水はこの作品のポイントですね。


この作品の良さは単なる怖がらせるだけのホラーでは無いところにあるかと思います。

ホラーの部分と共に親が子に注ぐ深い愛情と、親子の関係が描かれ、どこか切ないストーリーなのがこの作品の良さだと思います。あまり書くとネタバレになるので書きませんが・・・とにかく切なさ漂う作品で、奥深いストーリーになっていたと思います。


近所の人が奇怪な出来事に気づかなかったりと不審な点もありますが、おそらく現代社会に生きる人々の無関心さ等もあらわしているのかもしれません。この作品自体が社会を風刺しているかのような観があるので(主人公の境遇など)、単なるホラー作品ではなく“社会派ホラー”といえるかもしれません。


不運な過去を持つ主人公の葛藤、子供への愛情、奇怪な現象に対する恐怖などの様々な心理を丁寧にがいていたと思いますし、黒木瞳さんが娘を守る強い母親を熱演していました。黒木瞳さんははまり役でしたね。


子役の菅野莉央ちゃんの演技もなかなか良かったです。母を思う表情や恐怖を感じる表情など上手く表していました。終盤のエレベーターのシーン実にに切なかった・・。



怖いホラー映画を期待してみると物足りないかも知れません。私はこういう作品好きですね(^^)


どこか物哀しく、鑑賞後切なさが残るホラー映画です。





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仄暗い水の底から@映画生活

プロフィール

るい

Author:るい
【好きな俳優】
堺雅人、堤真一(特にこの二人が好き!)、大沢たかお、織田裕二、天海祐希、深津絵里

【舞台】
劇団☆新感線に嵌まってます!
ここ最近毎月観劇。

観劇予定: 時計仕掛けのオレンジ / テンペスト / シェイプオブシングス / NODA MAP・南へ / 劇団新感線・港町純情オセロ 


【映画】
洋画、邦画、韓国、香港とジャンル問わず何でも観てます。
最近は邦画鑑賞率高いです。


【ドラマ】
踊る大捜査線のファンでNW捜査員。

SP-警視庁警備部警護課第四係-が心底好き。


【小説】
佐々木譲、今野敏、貫井徳郎、雫井脩介、横山秀雄、海堂尊を好んで読みます。


■物凄いマイペースにやっているので不定期更新です。
なるべく観たものは全て感想を書きたいなと思っていますが
書かない or かなり時間が経ってから書くこともあります。

■映画、舞台、好きな俳優、ドラマの話が多めです。
感想はあくまで私個人のものなので「あ~この人はこう感じたんだ」程度に受け止めてください。



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「踊る大捜査線THE MOVIE3」2010年7月3日公開!



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