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『オーシャンズ13』に元横綱・曙が出演って・・・びっくりですわ~!!

 昨夜、ぼーっとフジTV『スタメン』を見ていたら、放送終了時に「曙が『オーシャンズ13』に出演!!」と聞きビックリ!!


 『オーシャンズ13』の製作が決定したのは知っていましたが、まさか曙が出演するなんて・・・・(笑)日本で活躍し、人気があった格闘家、ボブ・サップが『エレクトラ』に出演したことがありましたが、今回の曙のほうが驚きが倍です。国技・相撲の横綱だった人ですからね~しかもあのブラピやジョージ・クルーニー出演の大ヒット作の続編に出演だなんて・・・凄いですね~。



 なんでも武蔵丸親方と曙が候補に上がっていたものの、相撲協会が映画出演を禁じている事から武蔵丸親方ではなく曙になったそうです。スクリーンで武蔵丸親方も見てみたかった気もしますが、元横綱・曙のあの‘睨み’がスクリーンで展開されるのかな~なんて考えると面白いですね。



 力士役だそうですが、『オーシャンズ13』にどのような形で力士が出るんでしょう。オーシャンらとの絡みがあるようですし、敵役とかなんですかね??


 因みに『オーシャンズ13』の舞台は『オーシャンズ11』と同じラスベガスが舞台だそうで、また派手な盗みを働くんでしょうね。そこにどう曙が絡むのか・・・


 またアル・パチーノの出演するそうなので楽しみ!主演女優としてエレン・バーキン も決定しているようです。


 『オーシャンズ12』を観た時、正直感想としてはイマイチだったのですが、「続編ができたらきっと観るんだろうな。」と思いました。何か「観なければ!!」という気になるのが『オーシャンズ~』。『13』も必ず観にいく事でしょう(笑)今回で最後にするようですし、公開前になると盛り上がりそうですね。


 全米公開は2007年6月予定だそうです。どんなストーリーになるのか楽しみです。





<ブログ内関連記事>


『オーシャンズ11』  豪華スター共演!痛快クライムムービー

『オーシャンズ12』  あの人もご出演!?大ヒット作の続編!


<参考サイト>

gooニュース 2006年9月16日記事

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『X-MEN ファイナルディシジョン』  シリーズ最終章!決断の時。

¥2,310 Amazon.co.jp   
Various
X Men the Last Stand

出演■ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー、ファムケ・ヤンセン、ジェームス・マースデン 、ショーン・アシュモア、アンナ・パキン、レベッカ・ローミン=ステイモス 、イアン・マッケラン、パトリック・スチュワート    他・・・・・

監督■ブレット・ラトナー?  




<ストーリー>

 プロフェッサーXの右腕だったジーンの死により、いまだその動揺から立ち直れずにいるX-MEN。そんな中、“ミュータントは病だ”と主張する天才科学者によって、ミュータントの能力を消去し普通の人間にすることのできる新薬“キュア”が開発される。“ミュータントのまま生きるか、それとも人間になるか”という究極の選択に、ミュータント社会は大きく揺れる。



2006年   アメリカ


(「allcinema ONLINE 」  より引用。)



?????


 鑑賞直後は興奮のあまりネタバレ全開で書こうかと思っていましたが、やはりネタバレなしで書くことにしました!ネタバレで書きたくなるほど鑑賞後は色々と語りたくなる作品でした(※しかし若干ネタバレ。予告編に出ていた程度ですが。『1』も『2』も感想書いていないのにいきなり『3』の感想を書いてしまいます・・・(笑)ブログスキンも『X-MEN ファイナルエディション』ですし書かないわけにはいきません。




 予告編でジーンの姿をバンバン出していたので「どうせ生きてるんだろう。」と思っていましたが。はい、その通り。まぁ何でもありです。しかし今回は前二作を担当したブライアン・シンガー監督に代わって『ラッシュアワー』などを手掛けたブレット・ラトナー監督が担当した事もあり、前二作とは異なる雰囲気の『X-MEN』になっていたと思いました。



 ブレット・ラトナー監督はなんでもコミックス・マニアだそうでそういったこともあってか本作では原作ファンが喜ぶモノが幾つも出ている。私は原作を読んだことはありませんが、原作を知らなくても観ていて「ファンが喜ぶだろうな~」と思ってしまうことがありました。


 まず前二作で登場するキャラクターに加えて新たに登場するキャラクターが多い。しかもどのキャラも個性的です。予告編で出ている青い男は誰だ!!と思っていましたが、重要なキャラクターだったんですね。この‘青い男’(劇中でローガンは「毛玉」と呼んでいますが(笑))・ビーストはじめ、背中に羽があるエンジェルや予告編で「今度はハリネズミ男もでるんだな~」と思っていたキッド・オメガなど個性豊なキャラクターが沢山登場するので「この人はどんな能力を持っているんだろう。」など楽しめました。

 原作で登場するキャラクターを今回は沢山出したみたいですね。


 ただ今回初登場のキャラクターで特に惹かれたキャラ・エンジェルの出番がとても少なかったのが残念。原作では重要なキャラクターのようなので映画でも彼の活躍をもう少し描いて欲しかったです。 



  前二作との違いは戦闘シーンにも表れています。というのもVFXが凄い!度派手な戦闘が繰り広げられます。特にクライマックスでのミュータントと人間が入り乱れての戦闘シーンの迫力は凄いです。ミュータントそれぞれの能力を駆使した戦いは必見。特に成長したボビーやキティ。マグニートについてしまったパイロに注目です。

 キティは前作以上に可愛く見えました。そして『ハード・キャンディー』が観たくなってしまった・・・。パイロもカッコよくなっています♪今回は生徒たちの成長ぶりも見所に一つです。


 VFXが凄いのは何も戦闘シーンだけではありません。今回マグニートの能力がフル活用されていて、今までにない‘強さ’を見ることが出来ます。そのマグニートの力をVFXで迫力ある映像に、しかもありえない事なのにどこかリアルに描いています。今回のマグニートは何かカッコよかったです。

 また、ストームが回転するシーンはハル・ベリー本人がやったそうです。インタビューで『(終わった後)吐いたわ。」と言っていましたが、あれだけ回転すればそりゃ吐きますね(笑;)



 ストーリーはというとシリーズに一貫したメッセージ、ミュータントの立場=宗教・思想またはその他のあらゆるマイノリティーに対する人々の意識(差別)を本作も感じました。それ以上に自分とは違う考えだったりクセだったり・・・個性をもった‘他者を受け入れるという事’。個性を尊重する生き方と、周りと協調する生き方の大切さ・・・のようなモノを感じました。また特殊な能力を持つがゆえの孤独や苦悩、そして前二作よりも生と死が描かれていたなとも思います。


 プロフェッサーとマグニートの感情も描かれていて、敵同士であるが互いに認め合い、友情は彼らには残っているのだというシーンが多々ありよかったです。


 しかし、本作はそう難しい事は考えず気楽に楽しむべきです。詰め込みすぎな感もありましたが漫画を読んでいる感覚がする作りで面白かったです。物足りなさもありましたが・・・。


 また本作は私が好きなストームの活躍が多かったのも嬉しかったです。サイクロップスは・・・・・(^_^;)


 しかし最終章と言っていますが、これ絶対続編ありそうですね。前二作で残されたことはあまり描かれていませんでしたし。 パンフレットにはローガンのスピンオフを作ると書いてありましたのでまだまだ続くんでしょうね(^_^)




 エンドロールの後に映像があるので席を立たないほうが良いですよ~!!衝撃映像です(笑)そしてパンフレットの購入をお勧めします。鑑賞後読むとより『X-MEN』の世界に嵌れます。





<参考>

X-MENの世界や各登場人物にまつわるエピソードなどが書かれており、参考になります。↓

X-MEN wikipedia




 


 

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X-MEN ファイナル ディシジョン@映画生活



『マイアミ・バイス』    暗闇に響く重低音!スタイリッシュなクライムアクション

マイアミ・バイス  ¥2,714

出演■コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス、コン・リー、ナオミ・ハリス、エリザベス・ロドリゲス   他・・・・・

監督■マイケル・マン






<ストーリー>

 米国フロリダ州の楽園マイアミ。昼夜を問わず危険な潜入捜査に挑み続けるマイアミ警察特捜課の刑事コンビ、クロケットとタブス。ある日、南米と北米を結ぶドラッグ密輸コネクションに合衆国司法機関の極秘情報が漏えいしてしまった。ふたりは漏えいルートの捜査を任されたが、それはすべてを失いかねない危険な任務だった!!


2006年 アメリカ


(「映画生活 マイアミバイス特集 」  より引用。)







 

 1984年~1989年にアメリカで放映された人気ドラマ『マイアミ・バイス』の映画化。私はドラマを見たことがないので予備知識は「潜入捜査」くらいしかありませんでした。因みにドラマの製作総指揮をしていたのがマイケル・マン監督で、予てより映画化したかったそうです。今回念願の映画化というわけですね。



 最初に予告を観てビックリ!リンキンパークの「NUMB」だ!!


 まさかリンキンパークの曲が使われているとは知らなかったので驚くと共に興奮(笑)好きなバンドの音楽が使われていることで観ようと思いました。テーマが潜入捜査と言う所にも惹かれましたね。



 始まってすぐにリンキンパークの「NUMB」がかかる。音楽と危険な香りがするパーティーのシーンがとても合っていました。この冒頭のシーンから次の展開が早い早い。


 いつも使っていた情報屋からの切羽詰った電話が彼らの運命を変える。電話がかかってくるシーンは実に緊張感があり、おお!これからなにが起きるんだろう。どんな展開になるのだろうと期待が膨らみます。その後に映る売人との取引シーンも闇の社会の危険な香りと緊張感が出ていてもう期待しっぱなしです。


 しかし・・・・ソニー・クロケット(コリン・ファレル)とリカルド・ダブス(ジェイミー・フォックス)の二人が潜入捜査をやり始めてからの展開が想像していたものと少し違ったので残念。

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 というのもまず、ラブシーンが多い!


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 いや~もうラブシーン祭りですよ(笑)

 予告でラブシーンがあるとは思っていたもののここまで多いとはね。むやみに多いと緊張感なくなるんですよね(^_^;)ソニーと麻薬組織の一味であるイザベラ(コン・リー)の燃え上がる禁断の愛を描きたいのは分かるのですがそういうシーンでなく、もっと心理面での恋愛感情を描いて欲しかったです。ラブシーンの多用によって。本当に惹かれあっている二人には見えなくなってしまうんですよね・・・(^^ゞクライマックス近くの二人は良かったのでそこが残念。

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 また潜入捜査をしているにもかかわらずなんでしょう・・・安心して観られるんですよね。私の中で潜入=『インファナル・アフェア』というイメージが大きいのでああいった緊張感溢れるものを求めてしまうのがよくないのでしょうが、本作は潜入捜査をしているという緊張感はさほど感じませんでした。

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 麻薬コネクションを描いているのにソニーとイザベラの恋愛に焦点が行きがちで、せっかく良かった序盤の麻薬取引シーンが勿体無い事になっている気もしました。

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 ただ本作、銃撃戦と夜のシーンは良かったです!

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 夜と言えばマイケル・マン、マイケル・マンと言えば夜。


 本作も前作『コラテラル』と同様夜のシーンが多いのですが、その映し方が前半と後半で若干違うような気がしました。前半はザラットした感じ、後半はより鮮明になっていくような・・・・そんな気がしました。とにかく夜の映し方が上手い監督ですよね。クライマックスの銃撃戦に‘静’と‘動’を感じたのはこの「夜」が一役買っている気がします。


 また銃撃戦。始まってすぐにある銃撃シーンには驚きました。「凄い撮り方をするな~」と思わず感心し。そして衝撃をうけました。たまに事件現場を撮影しました!」と言ったようなアメリカのニュースが紹介されたりしますよね。そういったリアルさがあるアングルと銃撃音。このシーン凄いです。


 そして本作の見せ場であるクライマックスの銃撃戦も迫力満点。銃撃戦の中で交錯する各々の心理(特にイザベル)をスローや無声音で描くなどこのシーンは盛り上がると共に魅力的だと思いました。



 本作、ラブシーン省けばかなりコンパクトな作品になった気がします。無駄にラブシーン多いと萎えますね(-_-;)「潜入捜査」「麻薬コネクション」「豪華キャスト」と面白くなる要素があるだけに残念でした。しかし宣伝でいわれている通り‘スタイリッシュでクール、そしてセクシー’な作品である事は間違いないです。




 映画鑑賞後、影響をうけたのか帰宅して無性にリンキンパークを聞きたくなり、「メテオラ」をリピートしてしまいました(笑)





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<マイケル・マン監督作品感想記事↓↓>

 『コラテラル』  別世界に生きる二人・・・出会いが運命を変える。




<予告編&オープニングに流れていた曲「NUMB」が入ってます。お勧め↓↓>

リンキン・パーク  メテオラ




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マイアミ・バイス@映画生活



『グエムル 漢江の怪物 』   怪物映画を超えた‘怪物’。ポン・ジュノ監督最新作!

グエムル-漢江の怪物- コレクターズ・エディション
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出演■ソン・ガンホ、ペ・ドゥナ、パク・へイル、ピョン・ヒボン、コ・アソン、キム・レハ  他・・・・

監督■ポン・ジュノ




<ストーリー>

 ソウル中央を流れる雄大な河、漢江(ハンガン)。そこで売店を営んでいたパク一家は突然、河から巨大な怪物が人々を食い殺ころしながらこちらへ向かってくるのを目撃。父親のカンドゥは必死に逃げるが、パニックの中で娘を怪物に連れ去られてしまう。当てにならない韓国政府や米軍部隊に業を煮やし、一家は救出に乗り出す……。


2006年 韓国

(「映画生活 グエムル漢江の怪物特集 」 より引用。)





 ※今回は激しくネタバレしております。ご注意くださいm(__)m>



『ほえる犬は噛まない』、『殺人の追憶』のポン・ジュノ監督最新作。私が今年一番見たかった映画がこの『グエムル―漢江の怪物―』です。 



 予告を観たとき、『宇宙戦争』のようだなというのが最初の感想。パンフレットでも指摘されていましたが『宇宙戦争』似ている部分もあります。しかし、『グエムル―漢江の怪物―』は‘凄かった’。  



 冒頭の毒物を流すシーンは2000年に実際に起きた事件をもとにしている。この漢江に流された毒物が原因で‘怪物’は生まれる。怪物誕生の原因は『ゴジラ』と似ているものがあります。そこが恐らく怪獣映画が持つ奥深さなのだと思うのですが、本作は一見たんなる怪獣映画かもしれませんが実に深い。漢江のように深いのです。  


 いつもと変わらない穏やかな漢江。‘平和の象徴’である漢江に悲鳴が響く―突如現れた謎の生物‘グエムル(以下怪物)’によって漢江は地獄と化す。この怪物登場シーンは実に怖い!じつは観る前は「どうせいかにも作り物で怖くないんだろうな~」なんて思っていたのですが、いざ観てビックリ・・・この登場シーンで衝撃を受けました。


 まず、怪物登場の時の音楽が『ジョーズ』の如く「く・・・来る!!」という気にさせ、恐怖を感じる。この音楽だけでも心臓がバクバクしましたが、その後の怪物が人々を襲うシーンでドキドキハラハラ度はMAXになりました。実際に自分がその場にいる気になるカメラワーク、人々の逃げる様、音楽、そして怪物の動き等が素晴らしく、釘付けに。  



 この怪物、姿は怖いというよりもどこかとぼけた顔をしているのですが、怖い。それはまず怪物の大きさ。ゴジラのように巨大ではなく、象を大きくした位の大きさが怪物の存在にリアリティーを持たせているのだと思います。そしてヌルヌルとした質感、脅威のスピードとバネ(主に尻尾をつかっていますが)といった怪物の動きがリアルで観ていて自分に迫ってくる気になるのです。


 WETAはじめハリウッド勢が手掛けているだけあります。いや~この登場シーンは怖かった。始まってすぐに怪物の姿を見せるあたりも好感持てました。  


 作品全編にユーモアがあり、ここぞという時にでも笑いがあるのは監督らしく、本作も監督前ニ作と同じ「ブラックコメディー」の要素があります。人によっては「なんでこんな時に笑いを入れているのか?笑う所?」と戸惑うかもしれません。しかしそこが監督作品の持ち味。監督らしいといえば‘現実主義’を感じる描き方です。クライマックスの怪物と家族の戦いがいい例。



 また前二作との共通点として、今回も漫画的な描写やスローモーションの効果的な挿入。独特のカメラワーク、社会風刺が本作でも顕在。単なる怪物映画ではない点ではこの社会風刺がまず挙げられます。  



 本作では怪物と戦うのはごく普通の家族(市民)です。前二作と同様、権力によって末端の人間が受ける様々な影響がパク一家と怪物の関係を通じて描かれています。それは各登場人物の台詞にも表れています。


 また本作では怪物を倒す為に軍人も科学者も出てきません。むしろ市民を虐げているようにも見える。パク家族にとっては大げさな言い方ですが‘敵’みたいなものです。怪物=国家とることが出来、怪物と戦うのが非力な市民であるということによって一層社会批判のメッセージが表れている気がしました。アイロニーを入れるあたりも監督らしいです。  風刺が利いている他にも本作が‘深い’理由があります。



 それは英題『THE HOST宿り主』という意味なのですが、このタイトルにも作品のメッセージが込められていると思います。ソン・ガンホがインタビューで「怪物の宿り主は社会」と言っていましたが、まさにそうだと思います。また子の宿り主は母である・・・つまり「母・母性」を意味しているのかなとも思いました。  



 怪物にさらわれたヒョンソが少年を守ろうとする。彼女に母性が芽生えた事を表し、そしてラストも「母」は「息子」を守り抜く。駄目な父親であったカンドゥが次第に父親らしく、愛する娘を救う為に変化していく様も母性ならぬ「父性」が芽生えた瞬間であり、ヒョンソによって「父性」は生み出されたともいえると思います。


 そして怪物を産み出したということと、市民の憩いの場であり、生活を支えていた漢江自体も「母」であると思いました。そう考えるとかなり深い。  


 ヒョンソのラストはハリウッド映画ではありえないもので、監督らしいなと思いましたが、やはりヒョンソには生きていて欲しかった。しかし、ヒョンソ=母によって‘生まれた’二人が‘家族’として過ごしているあのラストは監督のメッセージがよく表れている気もします。『THE HOST』から考えるとあの少年にヒョンソが‘宿っている’とも考えられますからね。(というかそう考えないとやりきれません・・・。)  


 ソン・ガンホ、パク・へイル、ペ・ドゥナ、ピョン・ヒボンらの演技は素晴らしく、やはりソン・ガンホの‘眼力’は凄かった。またちょい役で出演している(看護婦役)コ・スヒが『ほえる犬は噛まない』(チャンミ)、『親切なクムジャさん』(魔女)と同様存在感ありました。 怪物の声の40%を『オールドボーイ』『親切なクムジャさん』のオ・ダルスがやっているのも注目(といっても分からない(笑))。  



 本作は『パトレイバー』と似ているとパンフレットに書かれていますけど監督は『パトレイバー』を観た事がないそうですが、日本の漫画が好きなので影響は受けているようです。『寄生獣』が好きで本作にも影響を与えているようです。


 監督の作品って監督が好きだと言っている浦沢直樹の作品世界に通じるものがあると思うんですよね。本作を漫画にするなら浦沢直樹だ!と思いましたから。




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グエムル 漢江の怪物@映画生活



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<ポン・ジュノ監督作品感想記事>


『ほえる犬は噛まない』

『殺人の追憶』



<ソン・ガンホ、ペ・ドゥナ共演作品↓>

『復讐者に憐れみを』  断ち切る事が出来ない‘復讐の連鎖’



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『ほえる犬は噛まない』   ペ・ドゥナ×ポン・ジュノ監督がおくるシュールな日常世界


出演■ペ・ドゥナ、イ・ソンジェ、コ・スヒ、キム・ホジョン、ピョン・ヒボン 、キム・レハ
監督■ポン・ジュノ





<ストーリー>
?中流家庭の住む閑静なマンション。うだつの上がらない大学の非常勤講師ユンジュは、出産間近の妻ウンシルに養われながら教授を目指している。だが最近、飼うことを禁止されているはずの犬の鳴き声がマンション内に響き渡り、なかなか出世できない彼をイラつかせていた。そしてある時、彼はたまたま犬を見つけると地下室に閉じこめてしまう。一方、マンションの管理事務所で働くヒョンナムは、平凡で退屈な毎日を送っていた。そんな時、団地に住む少女の愛犬ピンドリがいなくなったと知り、正義感を燃やしてビラ貼りを手伝い始めるのだった…。

2000年  韓国?? (原題 『フランダースの犬』)

(「allcinemaonline ほえる犬は噛まない  より引用)







 傑作社会派サスペンス『殺人の追憶』、そして現在公開中『グエムル―漢江の怪物―』、のポン・ジュノ監督長編デビュー作。

 「ほえる犬は噛まない」とは‘口やかましいがそれ以上の事はしない者’といった意味を持つ諺。作品内容に合っているかは別にして、何とも面白い邦題をつけたものです。原題の『フランダースの犬』も良い味出していますがね(笑)


 本作を分かりやすく言うならば、団地で起きた‘連続子犬失踪事件’に関わる個性豊なキャラクター達の物語。


?なかなか教授になる事が出来ない大学非常勤講師ユンジュ(イ・ソンジェ)はマンションに鳴り響く犬の声にいつもイライラしていた。出世も出来ないし、妻にいつもきつく当たられるなどの日頃の鬱憤が積もりに積もった挙句、彼はとんでもない行動に出てしまいます。 
 


?前半はユンジュと‘連続子犬失踪事件’がメイン。いや~前半は凄いです・・・というか犬好きの私には辛い映像が出てきます。映し方が結構生生しいので余計ショックを受けました。この作品の感想を書くのはタイムリーですね(・・・何がタイムリーかというと今巷を騒がしている某作家さんの話題です)(-_-;)とにかく遠まわしに言いましたが本作を観る場合は覚悟してください。


 本作はありそうでなさそうな日常生活を淡々と描いているのですが、さすがポン・ジュノ監督、淡々としているが飽きさせないし、登場人物の心情の変化の描き方も丁寧。


 漫画のような構図、ヒョンナム(ペ・ドゥナ)が着ているパーカーの色である黄色を使い(画像の格好です)、感情の変化を表現したり、軽快なジャズと共にストーリーが展開する。


 そしてサスペンス、ホラー(?)、アクション(なのか??)、ヒューマンドラマ、コメディーといったあらゆるジャンルを網羅した摩訶不思議な作品。

?観た人でなければこの不思議な感覚は分からないと思います。感想を書くのが難しい作品です。


 本作に登場するキャラクターは実に個性的。それは大人、子供、犬までもが強烈な個性をもっています。 


 やたらに唾を吐くおばあさん、鍋が大好きな警備員、主人公ヒョンナムの親友チャンミ、うだつの上がらない大学非常勤講師のユンジュ、夫にキツクあたる妻、そして天然ぶりが魅力の主人公ヒョンナム・・・・う~ん、凄い(笑)

 各登場人物が個性豊で魅力的なのも本作の魅力の一つであり、このようなキャラクターによって例えば犬を食べる風習など韓国社会を風刺しているのが監督らしい。



 本作は特別盛り上がりがあるものではないし、コミカルなシーンも多々ありますが大笑いする程でもない。



 しかし・・・ジワジワくる作品。



なぜだか観終わった後清清しい気分になるのです。それはおそらく主人公ヒョンナムがユンジェに何らかの変化をもたらしたのと同じく、私も彼女の純粋さに触れたからかもしれません。

 そんな魅力的な主人公・ヒョンナムを演じたのはペ・ドゥナ。監督の最新作『グエムル―漢江の怪物―』にも出演しています。純粋で正義感があるヒョンナムにはまり役で本作はペ・ドゥナでなければ成り立たなかったといえるかと思います。

 またユンジェ役のイ・ソンジェの好演も光ります。イ・ソンジェが演じていると言われなければ分からない程の役への嵌りっぷりは凄いです。イ・ソンジェは役によって全く異なる顔を見せる俳優ですが、本作ではその才能を十分に発揮しているといえます。 
 ユンジェはユ・ジテでも合いそうだな~とも思いました。

 主演二人の脇を固める俳優の演技もまた魅力てきで、ヒョンナムの親友チャンミを演じたコ・スヒの体格を生かした演技は良かった。「こういう人いそうだな。」と思わせる雰囲気が日常生活を描いている本作とマッチ。親切なクムジャさん』の怪演も見事でしたが存在感ある演技をしますね。

 また『殺人の追憶』、『グエムル―漢江の怪物―』と監督の作品に欠かせないピョン・ヒボンの何処にでもいそうだがいなそうな・・・そんな個性的なキャラである警備員役が上手かった。本作を面白くしているのは彼の存在があるからとも言えるかと。



エンドロールに流れる本作の主題歌は一度聞いたらなかなか忘れられません! ブラックな笑が満載のシュールな‘日常生活‘。鑑賞後不思議な余韻がある作品です。



 余談ですが・・・公開時のチラシは上の画像の背景青バージョン以外にもオレンジや緑といった何バージョンも用意されていました。私は上のしか持っていません(;_;)




<関連>
『殺人の追憶』  タイトルに込められた意味・・・傑作社会派サスペンス。

『グエムル 漢江の怪物』  怪物映画を超えた‘怪物’



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吠える犬は噛まない@映画生活



プロフィール

るい

Author:るい
【好きな俳優】
堺雅人、堤真一(特にこの二人が好き!)、大沢たかお、織田裕二、天海祐希、深津絵里

【舞台】
劇団☆新感線に嵌まってます!
ここ最近毎月観劇。

観劇予定: 時計仕掛けのオレンジ / テンペスト / シェイプオブシングス / NODA MAP・南へ / 劇団新感線・港町純情オセロ 


【映画】
洋画、邦画、韓国、香港とジャンル問わず何でも観てます。
最近は邦画鑑賞率高いです。


【ドラマ】
踊る大捜査線のファンでNW捜査員。

SP-警視庁警備部警護課第四係-が心底好き。


【小説】
佐々木譲、今野敏、貫井徳郎、雫井脩介、横山秀雄、海堂尊を好んで読みます。


■物凄いマイペースにやっているので不定期更新です。
なるべく観たものは全て感想を書きたいなと思っていますが
書かない or かなり時間が経ってから書くこともあります。

■映画、舞台、好きな俳優、ドラマの話が多めです。
感想はあくまで私個人のものなので「あ~この人はこう感じたんだ」程度に受け止めてください。



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