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『サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS 』  ‘優しさ’までも伝える能力―

出演■安藤政信、鈴木京香、寺尾聰、松重豊、内山理名、八千草薫  他・・・

監督■本広克行






<ストーリー>

 “サトラレ”とは周囲に自分の考えていることを悟られてしまう特殊な人間。彼らは皆天才的頭脳の持ち主だ。法律によって保護されてきた里見(安藤政信)は、自分がサトラレであることを知らない。新米外科医の彼は、有能だが患者のことを考慮して執刀することを許されず、当然恋も成就しない。そんな彼のもとに女精神科医、洋子(鈴木京香)が派遣されたことで、事態が急変する。


2000年  日本


(「映画生活 Gaga」 より引用。)





 この作品、好きなんですよね~(^^)


 『踊る大捜査線』シリーズ、スペーストラベラーズサマータイムマシーンブルース、そして現在公開中の『UDON』でお馴染み本広克行監督の作品。


 本作は佐藤マコトの同名漫画の映画化作品。オダギリジョー主演でドラマも放送されましたね。といってもドラマは観ていませんでした。映画がとても気に入ったのであえて観ませんでした。今となれば観ればよかったかな~なんて(^^ゞ


自分の考えている事が周囲に全て伝わってしまうという特殊能力の持ち主を‘サトラレ’といい、自分ではその能力に気付いていない彼らは類まれない高IQを持つ。そんな彼らを国は全力をあげて保護している。


 主人公・里見は『症例7号』と呼ばれるサトラレ。そんな彼を保護すべく国は洋子を里見のもとへ派遣することから様々なエピソードが展開される。そのエピソードは‘‘本広監督色満載’’。


 

 前半はコメディータッチ。サトラレである主人公の恋愛が描かれるのですが、笑える所が多いものの非常に切ないんですよね。サトラレであるがゆえの苦労や障害が笑と共に伝わってきます。サトラレである主人公・里見を見守る洋子の感情もここで少し変わっているのが伺え、この後の話しの展開に関わってきます。


 サトラレという能力をもし自分がもっっていたとしたら嫌だなと思います。自分が考えている事が周囲に筒抜けだなんて考えると恐ろしいですね。文句とかを心の中でいっていたらその人に分かっちゃうんですものね(笑)。しかし、サトラレの周囲のひとは彼がサトラレであるということを知っていても知らないフリをしなければならないのでトラブルは起きなそうですが・・・・(^^ゞ


 前半の恋愛に続き、様々なエピソードが展開されていく(三部構成・・・といえるかな?)。そのなかでサトラレという能力を持つ者の苦悩やこの特殊能力の負の面を洋子と共に観客も直面していく。そして映画は感動のラストへと向かうのですが、またこのラストエピソードが感動的なのです。


 『サトラレ』・・・・この作品は‘心’である事を「悟る」わけです。そこには他人を受け入れるという事 、思いやりの心を持つ事、コミュニケーションの重要性・・・・など当たり前のことだけれど忘れがちな、忘れられつつあることが描かれた作品なんですよね。この作品。


 ラストシーンは心揺さぶられました。美しい景色ともに描かれる優しさに涙・・・しかし悲しい涙ではなく‘爽やかな感動’の涙を流しました。・・・・監督、完敗で御座います!(笑)


 ストーリーも良かったのですが、本作は俳優の演技も素晴らしい。勿論主人公を演じた安藤政信も良かったのですが、特に主人公の祖母役・八千草薫の演技がとても良かったです。サトラレという能力をもつ孫をいつも温かく見守る存在の祖母。表情、立ち振る舞い全てにおいて温かみが出ているんですよね。なのでラストの感動が増しました。


 そして主人公・里見を見守る洋子役の鈴木京香の好演も光ってました。最初は保護するという目的で里見のもとにきた彼女が次第に里見と交流するうちに変わっていく姿が自然に表れていたと思います。



 監督らしい笑いと感動がある心温まるファンタジー作品(ファンタジーと捉えた方が無理な部分も受け入れられるかと思います。)。『踊る大捜査線』の映画版が駄目でしたという方もこの作品なら楽しめるはずです(・・・多聞(笑))。


 因みに本作出演者は他の本広作品にも登場している方が多いのでその点もチェックしてみては?




サトラレ@映画生活



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コメント

非公開コメント

1 ■こんばんは!

えと、え~と、、
バトン回しましたので、夜露死苦ぅ!

2 ■僕も大好きです。

この映画、良かったですよね~。レビューでもおっしゃっているんですが、安藤政信は個人的に好きな役者であるって事でまーおいておいて、おばあちゃん役の八千草薫!!僕はおばあちゃんことして育ったので、ラストの手術シーンなど、号泣してしまいました。。本当に号泣してしまいました。同じくお婆ちゃん子の嫁に、見せたところ、やはり嫁も号泣していました。結婚式には、「二人で泣いた映画」って紹介しました。よかったですよね~。

3 ■>猫姫さん

こんばんは~

バトンですか!了解ですヽ(゚◇゚ )ノ

4 ■>exp#21さん

良いですよね~この作品!

特に八千草薫さんは最高でした(^^)私もラストの手術シーンに号泣。主人公が「ばあちゃん、ごめんよ」と屋上で泣き崩れるあのシーンで更に涙の量が増えました。
ラストの桜の下での二人も良かったです。

結婚式でこの作品を紹介なさったとは素敵ですね(^^)

5 ■こんばんはー。

どうもこんばんは。コメントサンクスです。
私もこの映画割と好きだったので、ドラマの方はあえてみませんでしたー。

私も八千草薫さんはほんと味のある女優さんだなーって思いました。確かに彼女だったから感動が増したというのはありますよねぇ。

何度みても号泣してしまう映画です。

しかしうちの弟は、この映画のタイトルはいっそのこと「ばあちゃん、ごめんよ」でいいんじゃねぇ?
っていってましたが、確かにそれくらい連発してましたよねw。

6 ■>gomaさん

こんばんは(^^)

gomaさんもあえてドラマを観なかったんですね。映画がとてもよかったのであの感動のままでいたかったのもあり観ませんでした。しかしドラマも好評だったので今となっては観ておけばよかったかな~なんて(^^ゞ


弟さん面白いですね(笑)確かに「ばあちゃん、ごめんよ」は連発してましたものね(笑)しかしこのシーンには泣かされました。号泣です。

先日観た『UDON』よりこの作品のほうが好きですね~って比べるものではありませんが(^^ゞ
プロフィール

るい

Author:るい
【好きな俳優】
堺雅人、堤真一(特にこの二人が好き!)、大沢たかお、織田裕二、天海祐希、深津絵里

【舞台】
劇団☆新感線に嵌まってます!
ここ最近毎月観劇。

観劇予定: 時計仕掛けのオレンジ / テンペスト / シェイプオブシングス / NODA MAP・南へ / 劇団新感線・港町純情オセロ 


【映画】
洋画、邦画、韓国、香港とジャンル問わず何でも観てます。
最近は邦画鑑賞率高いです。


【ドラマ】
踊る大捜査線のファンでNW捜査員。

SP-警視庁警備部警護課第四係-が心底好き。


【小説】
佐々木譲、今野敏、貫井徳郎、雫井脩介、横山秀雄、海堂尊を好んで読みます。


■物凄いマイペースにやっているので不定期更新です。
なるべく観たものは全て感想を書きたいなと思っていますが
書かない or かなり時間が経ってから書くこともあります。

■映画、舞台、好きな俳優、ドラマの話が多めです。
感想はあくまで私個人のものなので「あ~この人はこう感じたんだ」程度に受け止めてください。



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