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『クワイエット・ファミリー』   恐ろしいけれど可笑しい‘ブラックなペンション’へようこそ。

クワイエット・ファミリー [DVD]クワイエット・ファミリー [DVD]
(2000/12/21)
コ・ホギョン

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出演■ソン・ガンホ、チェ・ミンシク、パク・イナン、コ・ホギョン、イ・ユンスン、ナ・ムニ  他・・・・・

監督■キム・ジウン






<ストーリー>

 父さんがリストラされて一家はソウル郊外に都落ち。商売なんて柄じゃないのにペンションを開業することに。ところが客は一向に現れない。ようやく、やってきた客は、翌朝死体となって発見される。悪い噂が立っては商売に影響するからと家族は死体を山に埋めてしまう。  ところが、二組目の客だったカップルも心中自殺を図り、一家はまたしても死体を埋葬するハメに。こうして次々訪れる客が変死するうちに、家族の穴掘りはすっかり上達してしまう…。



1998年  韓国



(「映画生活 Gaga」  より引用。)







 『箪笥』、『反則王』、『甘い人生』のキム・ジウン監督の初監督作品。ずっと観たいと思っていましたが近所のレンタルショップにDVDが置かれず観る事が出来ませんでしたが、ようやく置かれたので念願の観賞!初作にもかかわらずソン・ガンホとチェ・ミンシクが出ていたりと今考えると豪華ですね。



新たな生活をはじめようと山奥にあるペンションに来た一家。ペンションを開業したものの客は来ず、それどころか怪しげな老婆に不吉な言葉を残される始末・・・。この老婆登場シーンまで観て「これは呪いの家とかで、この作品はホラー映画かな?」と思ったのですが違いました。


本作は一見ホラーっぽいのですがブラックコメディーです。幽霊が出てくるわけでもなく、別に呪われたペンションと言うわけでもありません。まぁ・・・ある意味呪われているともいえますが(笑)




 保身の為に自殺したカップルを家族で埋葬してしまったことから起こる不幸の数々。一家のペンションには変わった客ばかりが訪れ、そして客が来るたびに死体が増えていく。そして穴掘りも上手くなっていく(笑)



もうほんとこの家呪われてるんじゃないか!?と思うほど事態は悪い方、悪い方へと向かっていくわけです。残酷な描写があるにもかかわらず何故か可笑しい。腹を抱ええ笑うほど面白いと言うわけではありませんが‘人の不幸は密の味’という言葉があるように一家の姿が滑稽で、一家がしている事は‘悪い事’なのに知らず知らずのうちに応援しているから不思議です。韓国らしいブラックコメディー映画です。



 応援したくなってしまうのは一家が良いキャラ揃いだからでしょう。父親(パク・イヌァン)、母親(ナ・ムニ)、長男(ソン・ガンホ)、叔父(チェ・ミンシク)、長女(イ・ユンソン)、末の娘(コ・ホギョン)と全員が魅力的で家族のやり取りがコミカルで、作品を引き立てます。



 またどうしようもない長男とどこか抜けている叔父。この二人の気が抜けたようなやり取りは観ていて楽しい。ソン・ガンホはこういったどうしようもないグウタラ田舎男をやらせたら右に出るものはいないですね。今回の役はかなり嵌っています。そして長女と末娘役の二人が可愛らしいのも注目(笑)また、チェ・ミンシクの頼れそうで頼れない(?)抜けている叔父役も今までのイメージとは違い新鮮。本作のあとに『シュリ』(『シュリ』は1999年。本作のソン・ガンホと『シュリ』のソン・ガンホは別人のように思えるほど体系が違う事も注目。かなり減量したそうです。)を観ると二人の変わりように驚くと思います。


 作品全体としては独特の世界観が広がると共に全編漫画っぽく、ユーモアセンスは監督がこの作品の後に撮ったコメディー『反則王』にやや劣るかなという印象。テンポも途中でやや悪くなった感がありましたがラストはタイトルにぴったりな上手い終わり方だったので星五つ採点で、3あたりといった作品でしょうか。



音楽やペンションの作りなどがなかなか良くて、ペンションの壁紙などは『箪笥』に通じるものがあったり、コ・ホギョンが『反則王』にカメオ出演していたりとキム・ジウン監督作品に繋がるものがあるのでそういった部分でも楽しめるかと思います。




クワイエット・ファミリー@映画生活

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テーマ : 韓国映画
ジャンル : 映画

コメント

非公開コメント

1 ■ブラックだけど...

rainさん、こんばんは!
レンタル店の品揃え基準って、どうなってるんでしょうかね? 
出演している俳優はメジャー級なのに...^^;;

ソン・ガンホ長男と、チェ・ミンシク叔父さんのコンビは、ちょっと抜けてて可笑しいんですよね。
家族が食卓で話す会話も、ブラックコメディならではの面白さがありました。
音楽も私が好きなストレイ・キャッツの曲を使ってて、劇中のシーンに合ってたと思います♪

2 ■ペタありがとうねぇ~~。

おひさ~~!
って、自分のコメントにもお返事
書けてないの!私も…。
何やら忙しくて…。

タダタダ記事をUPしては
映画を見る毎日ダス。

韓流にのめり込んで来たかい?

3 ■>makotoさん

こんばんは。

本当にレンタル店の品揃えの基準は分かりませんよね(^_^;)私が良く利用する店には見たい韓国映画がなかなかおいていません。『拳が泣く』とか観たいのですが・・・ドラマは多いのですが映画は有名なものしかないんです(T_T)


ソン・ガンホとチェ・ミンシクのコンビは良かったですよね。あの二人の掛相が面白かったです。


音楽もまた良かったですよね~あの雰囲気にピッタリです♪

4 ■>hiropooさん

どうもお久しぶりです!ペタ逃げですいませんm(__)m

私はお返事どころか更新も中々できずにいます(^_^;)


>韓流にのめり込んで来たかい?

ヨン様ブームより前の「シュリ」で始まったブームから好きですよ(^_^)
プロフィール

るい

Author:るい
【好きな俳優】
堺雅人、堤真一(特にこの二人が好き!)、大沢たかお、織田裕二、天海祐希、深津絵里

【舞台】
劇団☆新感線に嵌まってます!
ここ最近毎月観劇。

観劇予定: 時計仕掛けのオレンジ / テンペスト / シェイプオブシングス / NODA MAP・南へ / 劇団新感線・港町純情オセロ 


【映画】
洋画、邦画、韓国、香港とジャンル問わず何でも観てます。
最近は邦画鑑賞率高いです。


【ドラマ】
踊る大捜査線のファンでNW捜査員。

SP-警視庁警備部警護課第四係-が心底好き。


【小説】
佐々木譲、今野敏、貫井徳郎、雫井脩介、横山秀雄、海堂尊を好んで読みます。


■物凄いマイペースにやっているので不定期更新です。
なるべく観たものは全て感想を書きたいなと思っていますが
書かない or かなり時間が経ってから書くこともあります。

■映画、舞台、好きな俳優、ドラマの話が多めです。
感想はあくまで私個人のものなので「あ~この人はこう感じたんだ」程度に受け止めてください。



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