スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【OD3】『容疑者 室井慎次』   室井は優秀な警察官か?

ポニーキャニオン

容疑者 室井慎次 ?


出演■柳葉敏郎、筧利夫、真矢みき、佐野史郎、田中麗奈、哀川翔  他・・・
監督■君塚良一





<ストーリー>

 新宿で起きた殺人事件で、捜査本部長を務めていた室井。事件は被疑者が逃走中に事故死して決着したが、室井は疑問を拭いきれず捜査を続行する。その頃、被疑者の母親が捜査の行き過ぎを指摘し、室井を告訴した。室井の弁護についたのは、津田法律事務所の新米、小原久美子。名うての弁護士集団を率いる灰原弁護士を相手に、久美子は室井の釈放に奔走するが、その頃警察機構内では意外な思惑が交差していた…。


2005年 日本

(「映画生活」 より引用)?




踊る大捜査線スピンオフ企画第2弾

?この作品は今まででの踊る大捜査線とは違った作風に感じますが、根本的なものはドラマ時代と全く同じだと思います。それはストーリーをはじめ、色々なものが同じなのです。


?この同じの意味、結構複雑です・・・良い意味、悪い意味の両方です。良い意味で同じなのはテーマ性。警察内部や警察官とはいち公務員であり、組織社会に生きるものである・・等ですね。悪いと思ったのは、ドラマの焼増し ・・?と思うところが多々あったので(まぁリンクととらえれば許せるのですが。)。



?また、踊る大捜査線の良さはハデな事件を描いたり、銃を撃ちまくったり(従来の刑事ものではこんなシーンが多い。これは違うだろうと制作サイドはドラマ制作当初に思ったとシナリオ集に書いてありますし。)等…そういうものが無い。それが良さの要因の一つです。


?『容疑者室井慎次』はまさにそういったものがありますね。作風が違うと感じられるのは君塚監督が撮ったからというのは多分にあるかと思います。本広監督とは明らかに違いますから。


君塚監督の『容疑者』が“静”で本広監督の『交渉人』が“動”といえます。

この作品を観て思ったのは、監督は「邦画を撮りたかったんだ」と思いましたね。え?日本映画だから邦画じゃないか?と思われますよねf^_^;


?私が「邦画を撮りたかったんだ」と思った邦画は昔の邦画で、映画らしい映画。走行中の車の人物背景が明らかに合成なのが分かったり、このシーンの他にも合成なのが分かるシーンが多々ありますが、それはこの作品の“味”であり、“古き良き時代の邦画”と感じさせます。このように“邦画”を感じさせるシーンが多々あり、監督が狙ったものだと思います(パンフレットにも監督のインタビューに書いてあります。

雑誌では映画のオールドファン向け…みたいな事も書かれていた気がします。)。


この作品のテーマは警察庁と警視庁の組織形態、法の盲点、法律の使い方によっては弱気を助け…といったものだと思います。


しかし法を駆使した攻防戦があまり描かれて無かった点…そういった意味であのラスト近くでの灰島との対決、小原の存在等が甘い感が否めません。よりそういった部分を描けば緊迫感がさらに増したかと思うので、そこが残念。

あと、少々説明不足なシーンもありましたね。説明しすぎるのも良くないのですが、しなさすぎなのもどうかと。監督はパンフレットで「あえて説明はあまりしなかった」といったような事を言っていますが…。説明不足な所は自分で推察するしか無いという事でしょうかね。

?この作品、初めて踊る大捜査線を観た人でも楽しめますが、初めてだと人物が分からないかも知れませんねf^_^;それは主要人物ではなく警察庁や警視庁の人間。彼らの役職等は踊る大捜査線シリーズを観ていた方が分かりやすいし、より作品に入りこむ事ができるかと思います。


島津さんが昇進していたのは驚きましたね~(@_@)


今作はいままでの踊る大捜査線とは違うと言う声がよく聞かれますが、そうとられたという事は今回のスピンオフ企画は大成功という事です。そもそもスピンオフ企画は換骨奪胎狙いですから。踊る大捜査線と違う作品なようで同じ『容疑者室井慎次』はまさに大成功ですね。



といっても私の中では賛否両論f^_^;



それは最初に述べた“悪い意味で同じ”に起因しているとも言えます。

?ともあれ、室井慎次という人間を掘り下げ、室井をより人間らしく描いた今作はそれなりに良い作品と言えるでしょう。

踊る大捜査線では室井慎次は優秀で完璧な男のように映っていますが、そんな室井でも悩める過去があり、とても人間味溢れる男なのだ…という事はとても良く描かれていたと思います。(しかし、私的には室井さんの過去は知りたくなかったな・・・)。



 ‘優秀な警察官’―この作品では新城賢太郎のことなのかもしれません。





<関連記事>

『交渉人 真下正義』 踊るスピンオフ第一弾!

まだまだ続く踊るレジェンド! 次は『弁護士 灰島秀樹』!?

ついに『弁護士 灰島秀樹』の放送日が決定~!! 事件です!



公式サイト odoru-legend.com 容疑者 室井慎次@映画生活

関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

1 ■「静」の男気!

rainさま こちらにもおじゃましますヽ(^o^)丿
ドラマの『逃亡者』、映画の『交渉人』そしてこの作品と鑑賞し
実は私も、“いちばん「踊る」に遠い作品”という
感触を持ちました。
しかし、確かに“レジェンド・ムービー”として
製作されたのですから、作り手からすると
こういう感触を見る側が持つことは「成功した」といえるんですね。ナルホド
私も、もう少し法律的な対決を見たかったデスね。
(『交渉人』でも、真下くんのネゴシエーターで活躍する
場面をもっと欲しかったと・・・^^;)
TVシリーズや『踊る』MOVIEシリーズでは
観れない“静”の室井さんの男気を観れたので
それだけでも満足してしまいました。
こちらからもTRBさせていただき真下♪

8 ■>トミーさん

あのラストの灰島にはがっかりですよね。今まで完璧な悪徳弁護士である彼がいとも簡単に負けるのが納得いきませんし、作品の重厚感はいずこへと言った展開になったのが残念でした。

プロフィール

るい

Author:るい
【好きな俳優】
堺雅人、堤真一(特にこの二人が好き!)、大沢たかお、織田裕二、天海祐希、深津絵里

【舞台】
劇団☆新感線に嵌まってます!
ここ最近毎月観劇。

観劇予定: 時計仕掛けのオレンジ / テンペスト / シェイプオブシングス / NODA MAP・南へ / 劇団新感線・港町純情オセロ 


【映画】
洋画、邦画、韓国、香港とジャンル問わず何でも観てます。
最近は邦画鑑賞率高いです。


【ドラマ】
踊る大捜査線のファンでNW捜査員。

SP-警視庁警備部警護課第四係-が心底好き。


【小説】
佐々木譲、今野敏、貫井徳郎、雫井脩介、横山秀雄、海堂尊を好んで読みます。


■物凄いマイペースにやっているので不定期更新です。
なるべく観たものは全て感想を書きたいなと思っていますが
書かない or かなり時間が経ってから書くこともあります。

■映画、舞台、好きな俳優、ドラマの話が多めです。
感想はあくまで私個人のものなので「あ~この人はこう感じたんだ」程度に受け止めてください。



■TB、コメントお気軽に♪
(但し記事内容と関係のない物等はこちらの判断で削除させて頂きます。)
※コメントは承認制です。


※引っ越し前の記事にあるブログ内リンクは旧ブログのものです。(ランキング含)現在修正中の為リンク先には飛べません。
(旧blog⇒enjoy! MOVIE LIFE)

カテゴリ
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。