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『デスノート 前編』  各々の‘正義’のために命をかけた戦いが今始まる・・・


出演■藤原竜也、松山ケンイチ、瀬戸朝香、細川茂樹、香椎由宇、戸田恵梨香、加賀丈史 他・・・

監督■金子修介







<ストーリー>

 エリート大学生で、将来は親と同じく警視庁での活躍を期待されている夜神。退屈しのぎにある日、黒いノートを拾った彼は、そこに記された使い方通りに人の名前を書くと、数分後にはその人間が死ぬ事を知る。死神が落としたそのノートで人を裁く事に夢中になる夜神だが、不可解な死にやがてインターポールが動き出して……。


2006年 日本

(「映画生活 」 より引用)





 週間少年ジャンプに連載、1500万部突破の大ベストセラーコミックの実写映画化。漫画の実写化が最近多いですが、『デスノート』は原作を読んでいるので楽しみにしていました。全巻持ってます(笑)映画はオリジナルストーリーでありながら、原作に忠実で、中には原作通りのエピソードが出てくるので既に原作を読んだことがある方はより楽しめるかと思います。また未読でも理解しやすく作られているので既読でも未読でも楽しめる作品になっていると思います。ただ既に読んでいた方が作品世界に入り込みやすいかな・・・とは思います。


 前半はほぼ原作通り。主人公、夜神月(ライト)が初めてノートを手にしたエピソードは原作と違いますが映画オリジナルのノート入手エピソードと、オリジナルキャラで月(ライト)の恋人、詩織によって月の「思想」が明確に、分かりやすく観客に伝わったと思います。また『犯罪者を裁く法律』が載る六法を捨てた後にデスノート(月の新たな裁きの『法』となる)を拾うというのも凄く分かりやすく、そしてこのシーンに月の今後、心理、思想等が表れており、上手いシーンだと思いました。

 

 犯罪を犯しても法の裁きを逃れる者は沢山います。心神耗弱など刑法で定められていますし、未成年者は法で守られるわけです。月(ライト)がこの様なもの達を許してはならないと思い、ノートに名前をつづっていく。‘正義’のために・・・‘この正義’『親切なクムジャさん』でクムジャがした‘究極の親切’に近いものがある気がします。つまり行いは許してはならないが、その考え・気持ちは分かるということ。ここに一つ、この作品(原作)のメッセージがある。そして月(ライト)は逃れる為に「過ち」を重ねていく。月(ライト)はキラと呼ばれ、救世主として持てはやされますがキラは『KILLER(殺人者・殺人犯)』が変化して『キラ』とされている訳で、そこにもメッセージが込められています(漫画では説明がありましたが、映画ではキラについての説明がなかっあですね。)。
?・・・漫画ながら奥深く良くでき他作品であり、その点も映画(原作に比べると弱いのですが。)では描かれていると思いました。


 ?映画オリジナルキャラの詩織がどう絡んでくるのかが鑑賞前から気になっていましたが、現在11巻まで出ているコミックなので、その長い話しを短縮し、説明する為の存在であったといっていいと思います。


 しかしこの詩織、彼女の存在によって月(ライト)がやけに人間味を帯びており、原作とは異なるキャラになっていたと思います。そもそも月に(ライト)恋人なんていてはいけないんです(・・・原作を先に読んでいるのでどうも違和感感じてしまいました。)。

 原作の月は真剣に女性と付き合い、愛情を持つと言うことはしません(・・利用する為に付き合ったりしてますからね。)。しかし映画の月(ライト)は違います。詩織という存在、そしてその他の行動から原作の月とは少し異なった「映画版 月(ライト)」が存在する。映画の月(ライト)は原作とは違い人間味がある。原作は私にとっては感情移入がし辛いキャラクターで、冷酷な天才、自身の掲げる思想を貫く為に死神以上に恐ろしくなる・・・・つまり感情移入し辛いほど‘隙が無い’


 そこが魅力のキャラクターであると思います。 しかし映画ではそのようなところが欠けているのが残念。ラスト間近の緊迫したシーンの月(ライト)の行動(・・・・ネタバレになりそうなので控えますが)は原作の月(ライト)ならばしないでしょう。まぁ展開を早める為に必要だったのでしょうが。


 気になる点といえば死神リュ-ク。動きは結構良いです。リュ-クが動く時の音まで付けるこだわり様。細かいですね。しかしCGだということがありありと分かってしまいリアルさやや減。漫画でならばリュ-クの存在は全く不自然ではないのですがやはり実写化となると気になりますね(^^ゞあまりはっきりさせず暗めに(やけに明るいトーンだったので)したり、あるいは声のみのシーンを多くしたりすればより『デスノート』の世界にリアルさが増したような気がしました。


 キャスティングは原作に近いですね。月(ライト)は原作とは少し違う気がしましたが今の日本で演じることができるのは藤原竜也しかいないと思います。後半の泣くシーンは迫真の演技であったと思います。


 前編ではあまり活躍の場がありませんが弥海砂に戸田恵梨香が結構合っていたと思います。原作に近いな~と思いました。後編で活躍するでしょうから期待です。(後編には死神レムも出るのだろうか?)。


 L役松山ケンイチもなかなか嵌っています。メイクすごいです(笑)。資料の見方やお菓子の食べ方など原作のLそのものです。前編ではLの天才ぶりが十分に描かれていなかったのが残念だったので後編での月(ライト)との直接対決に期待です。


 前編は原作+オリジナルストーリーで、登場人物とデスノートについての説明的作品となっていると思うので原作のような緊迫感や頭脳戦があまり描かれていないのがマイナスポイントですが、ラスが「はやく次の巻が読みたい!!」という気持ちとおなじく「はやく後編が観たい!!」という気持ちにさせる作りであり、ようやく月(ライト)らしさ、Lらしさが描かれていたのでここはプラスポイント。


 結論としては・・全ては後編を観なければ評価できませんね。後編で原作と各キャラクターの魅力、メッセージ性を十分に描いてくれることを願います。後編は完全オリジナルで衝撃の結末だそうなので11月が楽しみです。

 

 これから映画をご覧になる方はエンドロールを最後まで見ることをお勧めします。後編の「おまけ」が見られますよ(^^)またレッド・ホット・チリ・ペッパーズが歌う主題歌「ダニー・カリフォルニア」がいいです!ノリノリでエンドロールを観ていました(笑)。


 


 余談ですが・・・漫画の実写化といえば私は浦沢直樹の『MONSTER 』がハリウッドで実写化されると聞いて以来楽しみにしております。



<追記>7/5

 先日コミック最新刊にして最終の12巻を購入しました(クリアファイルが付いてきました(笑)。)。コミック派なので月の結末を知らなかったためドキドキしながら読みました。・・・無理があったものの(ジェ・・ジェバンニ~(笑))感慨深い結末でした。映画はどういった結末を持ってくるのかという期待がより増しました。10月からアニメ化するそうなので、今年は『DEATH NOTE YEAR』ですね。こんなに嵌った漫画は『MONSTER』以来です(^^)



<またまた追記>10/27

 何故か映画館で見たよりも、TVで見たほうが面白く感じました・・・何故だろう?考えられるのは原作から結構離れているからかも。なので地上波放送では詩織の存在が気にならず、むしろよかったように思えました。不思議です



かさ『超映画批評』 DEATH NOTE 前編  映画批評家、前田有一氏による『デスノート 前編』の感想。結構共感する部分があり、鋭いです。



DEATH NOTE デスノート@映画生活


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コメント

非公開コメント

1 ■こんばんは

この映画、徹底的に客観視して描けばそれはそれで面白かったかもしれないと思いました。
囲碁の名人の対局を見るように、完全なゲームとして。
映画は脚色した部分がちょっと中途半端で、変なところでキャラに人間味があるので、逆に姑息に見えてしまいました。
とりあえず後半に期待します。

2 ■>ノラネコさん

そうですね。徹底して客観的に描いたらそれはそれで面白かったかもしれませんね。






私も変に人間味が出ているのが気になりました。前編は説明と捉えミサ登場の後編に期待します。

4 ■TBありがとうございました

こんにちは♪
前編はとても健闘していたように思います。
後編をピシッと締めてもらいたいものですね~。
それだけを祈るような気持ちです(笑)

5 ■>たましょくさん

確かに総一郎はちょっと違いましたよね(^^ゞしかしその他のキャスティングはかなりイメージに近かったですよね。特にLとワタリはそのままで驚きました。

前編はあくまで「説明」と後編への知識を蓄えよう!といった作品なので後編を見ないと評価できませんよね。

後編、一体どんな結末なのか楽しみですね!

8 ■>しゃおさん

原作を読んでいると色々気になる点が出てきてしまうんですよね(^^ゞどうしても比べてしまうので、読んだことが無い人の方がより楽しめるのかなと思いました。

後編の結末がどうなるのか楽しみですね(^^)

10 ■>Agehaさん

Lとワタリはピッタリでしたよね。あと松田がそのままでビックリしました(笑)松田といわれなくても誰が松田かわかりましたし(^^)

確かに前編は説明重視なつくりで原作のよさが100%描かれていたわけではありませんでしたね。原作しってるとその点気になりますよね(^^ゞ

後編に期待するのみ...ですね。

12 ■>まこさん

アメブロ・・・コメント欄が変わって使い辛いです^_^;
とそんなことは置いといて(笑)

原作を読んでいると藤原竜也はちょっと違うなと思ったのですが、今日本で月を演じることが出来るのは彼しかいないでしょうし、好演していたと思います。

後編の月とLの対決、楽しみですよね(^^)

13 ■こんばんは♪

こちらの記事をトラバさせて頂きたく思いましたが…やり方が、わかりません(*_*)
ひょっとして、トラバ関係の設定等はパソコンからでないと、出来ないかな?
いや~ツッコミ所満載の映画ですが、しっかりハマってしまい♪劇場にて1回見た後、コミック全巻を読み、そして更に劇場で見直し、又々トリュビートアルバム…スガシカオ、チャーさん他豪華ミュージシャン揃い…も聞き、トドメの今回TV放映特別版
~~このまま、後半上映になだれこみ?ますね\^o^/
…トラバ~~…

14 ■こんばんは!

地上波で観たかぎりでは、原作の雰囲気を壊すことなく、好印象でした。
オリジナルキャラである詩織の存在も、気にはならなかったですし。
rainさんが言われている通り、やはり後編を観てからでないと、全体の感想はわからないですね。
後編では、月とLの息詰まるような駆け引きを、期待するばかりです。

15 ■>カレン!さん

レスが遅くなってすいませんm(__)mそうなんです。トラバはPCからでしか出来ないんですよ~(-.-;)

私は映画を観る前にコミックで嵌まっていたので劇場で観賞した時はつい比べてしまい少し満足できませんでした。
しかし、今回の地上派放送を観たら不思議。何故か劇場で観賞した時よりも面白い…(笑)

デスノートは音楽いいですよね。レッチリのテーマソングはダウンロードしたほど好きです(^_^)

後編も観に行きますよ♪なだれこみましょう!(笑)

16 ■>Genkenさん

こんばんは。レスが遅くなってすいませんm(__)m

追記にも書きましたが、地上派放送でもう一度観賞したら、何故か劇場で観賞したときよりも面白いと感じました。詩織も気になりませんでしたし…不思議です…感想が変わるとは(笑)


後編も観ないと評価は出来ないですよね。私も月とLの対決が楽しみです。原作とは異なるラストだそうですが、予告を観ると同じように思えるんですよね(月が後退りしていたり…)。一体どんな結末が待っているのか…(^_^)

17 ■無題

こんばんわチロと申します。トラバ貼らせていただきましたのでよろしくお願いします。

18 ■>チロさん

返信遅くなって申し訳ありません。

TBとコメント有難う御座います。遅くなりましたが今からお返しに伺います!
プロフィール

るい

Author:るい
【好きな俳優】
堺雅人、堤真一(特にこの二人が好き!)、大沢たかお、織田裕二、天海祐希、深津絵里

【舞台】
劇団☆新感線に嵌まってます!
ここ最近毎月観劇。

観劇予定: 時計仕掛けのオレンジ / テンペスト / シェイプオブシングス / NODA MAP・南へ / 劇団新感線・港町純情オセロ 


【映画】
洋画、邦画、韓国、香港とジャンル問わず何でも観てます。
最近は邦画鑑賞率高いです。


【ドラマ】
踊る大捜査線のファンでNW捜査員。

SP-警視庁警備部警護課第四係-が心底好き。


【小説】
佐々木譲、今野敏、貫井徳郎、雫井脩介、横山秀雄、海堂尊を好んで読みます。


■物凄いマイペースにやっているので不定期更新です。
なるべく観たものは全て感想を書きたいなと思っていますが
書かない or かなり時間が経ってから書くこともあります。

■映画、舞台、好きな俳優、ドラマの話が多めです。
感想はあくまで私個人のものなので「あ~この人はこう感じたんだ」程度に受け止めてください。



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