スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『イルマ-レ』  -時越愛-時空を越えた愛の形

松竹
イルマーレ

出演■チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ

監督■イ・ヒョンスン






?<ストーリー>

 海辺にある一軒家「イルマーレ」に住んでいたキム・ウンジュ(チョン・ジヒョン)は、この家から都会のマンションに引っ越そうと荷造りをしていた。家を後にする時、彼女は家のポストに手紙を入れる。それはこれから「イルマーレ」に越してくる人へ宛てた一通の手紙だった。「あなたの前の住人です。大切な連絡が来るはずです。私への手紙は新しい住所に送って下さい。1999年12月21日」。しかし、その手紙を手にしたのは、1997年の時代に生きるハン・ソンヒョン(イ・ジョンジェ)だったのだ。こうして「イルマーレ」のポストを通して2人の時空を超えた文通がスタートするが、やがて運命は悲しみを帯びてながら二人の間に立ちはだかるのだった…。

  

2000年  韓国

(「映画生活」 より引用)







 <※若干ネタバレ気味ですm(__)m>



 チョン・ジヒョンが大好きな私、そんな私が一番好きなチョン・ジヒョンの作品は『猟奇的な彼女』なのですが、その『猟奇的な彼女』に続き好きな作品がこの『イルマ-レ』です。ストーリーはファンタジーラブストーリーとでも言いましょうか、時空を越えるというSF要素がある作品。


 冒頭の海の上にたつ家‘イルマ-レ’からチョン・ジヒョン演じるウンジュが出てくる。不思議な作りの家に霧がかかり幻想的な映像となっている。物語の始まりにしては静かでどこか哀愁が漂っている。このときのウンジュの気持ちが表れている。


 この作品の舞台となる家イルマ-レ。イルマーレとはイタリア語で海を表す言葉で、とてもこの家にあっている名前だと思う。家に名前をつけるとは洒落ているし、この家の作りもラブストーリーにピッタリで非常にロマンティク。配管設備はそうしてるんだろうという現実的な見方はこの作品には禁物です(笑)


 冒頭から監督の映像美のこだわりを感じます。ワンシーンワンシーンがポストカード、写真集になりそうな美しさ。映像美にこだわり特殊なフィルム現像技術を用いたり、撮影にも色々と気を使っていたそうです。作品全体が淡いトーンで観ていて心が和みます。海の色も真っ青というわけではなく自然な色、登場人物の喜怒哀楽の感情を投影している色合いで映し出しています。



 カメラワークも凝っていて、特に前半のモサモサの毛をした犬‘コーラ’の目線で映すところがとても好きです。時を隔て、ウンジュとソンヒョンに可愛がられるコーラは二人をずっと見守っている犬で、この目線で映すシーンにそんなコーラの「特別さ」が表れているような気もしました。この犬・・・雑種ですかね?すごく面白い犬ですよね~各シーンで見せるコーラの動きがとても可愛らしく、なかに人間が入っているように素晴らしい「演技」を見せてくれます。犬コーラも見所の一つです。


 チョン・ジヒョンは『猟奇的な彼女』のようなキャラクターとは異なるウンジュを好演。都会の女性の孤独感、葛藤、喪失感を自然体の演技で演じ、観ていて切なくなります。しっとりとした演技の中に、観るものに訴えるものを表情などで伝えています。


 イ・ジョンジェは何処にでもいそうな普通の青年の雰囲気を醸し出しており、時を隔てウンジュと「文通」するソンヒョンにピッタリでした。ソンヒョンは真面目な好青年といったキャラクターであり、繊細で純粋なあまり、悲しみの淵から立ち直り辛い性格。ソンヒョンが見せる切ない表情には涙誘われます・・・・イ・ジョンジェ上手いですね。


 孤独と喪失感、純粋さをもった二人が時空を超え惹かれあう。その瞬間孤独は消え、新たな未来・運命の始まりである。時を隔てている為会うことができないということに切なさが増しますし、二人を応援したくなり、やがて感情移入。ラストは強引な気もしましたが冒頭に繋がる作りが良かったと思います。『オーロラの彼方へ』のラストに似ているものがありますね。


 この作品、タイムパラドックスものでもありので突っ込み所も多々あります。この手のストーリー設定が苦手な方にはきついのかもしれない・・そんな気もする作品ですが、私は「突っ込み所があり、その点をとても突っ込みたくなる作品」と「突っ込み所があるが、別に突っ込む気にはならない作品」があるのですが、この作品は後者です。



 和やかな雰囲気の美しい映像と観ていて心が「ほんわか」する。そんな作品です。


?そういえば・・・DVDの日本語吹き替えはさとう珠緒がウンジュの声を担当しているんですよね~吹き替え版で未だに見たことが無いのでどのような感じなのか分かりませんが(^^ゞ


 

?

 キアヌ・リーブスとサントラ・ブロック共演でハリウッドリメイクされ9月公開予定です。予告編を見ましたがなかなかハリウッド版も良さそうです。最初サントラ・ブロックと聞きジヒョンと全く違うのでどんな作品になるんだろうと思っていましたが、ヒロインの職業は違えど、韓国版の雰囲気はそんなに壊していないなと思いました(あくまで予告編を見る限りですが。)


↓ ↓


~追記~

リメイク版・・・オリジナルと雰囲気が異なりました。期待してたんですけどね~^^;

『イルマ-レ / THE LAKE HOUSE』 時空を越え、運命をも変える‘奇跡の愛’





?

にほんブログ村 映画ブログへ  ?


?

イルマーレ@映画生活



関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

1 ■TB&コメントありがとうございました

チョン・ジヒョン、『猟奇的な彼女』の舞台挨拶で生で観ていることもあり、ファンです。実はまだこの2本しか観てないんですが・・・。

駅でソンヒョンがウンジュに気付いてもらえなかったシーンはほんとに切なかったですよね。自分も凄く印象に残っています。

この映画の感想を読んでいると、ツッコミを入れている感想も少なくはないですが、そんなふうにこの映画を観てはだめですよね。

2 ■お邪魔しま~す♪

rainさん、TBとコメントありがとうございました!
ジヒョンちゃんって、スッピンみたいなのに可愛いですよねぇ~。
『デイジー』はご覧になりましたか。
透明感のある彼女の演技が素敵でした♪

それにしても、日本語吹き替え・・・さとう珠緒ですかぁ~。。。
それはどうなんでしょ?
イメージに合わない人の吹き替えほど最悪なものはないですよね~(笑)
TBお返しさせてくださいね☆

3 ■>micchiiさん

返信有難う御座います。
ジヒョンを生でご覧になったとは羨ましいです!!

駅のシーンは凄く切ないですよね。しかしあのシーンでソンヒョンがいかにウンジュに惹かれているのかがわかりますね。

>ツッコミを入れている感想も少なくはないですが、そんなふうにこの映画を観てはだめですよね。

そうですね。この作品に突っ込み無用ですよね。

6 ■>ミチさん

ほんと、主演二人は作品に溶け込んでいましたね。

タイムパラドックスもの矛盾点探したらきりが無いですものね(^^ゞそこは気にせずにみなければいけませんね(笑)

7 ■こんばんは!

今頃ごめんなさい。
この映画ねぇ、、、設定は良かったんです。特に、たったの2年差というところが。それなのに、なんか、やりすぎのような気がして、、、
あっさりハッピーエンドの方が良いと思うんだケドなぁ、、、

8 ■>猫姫さん

確かに、最初に浜辺で会う約束をした時に会っていても良かったですね。それはそれで感動しますし、このシーンで出会って終わりかと思いました。しかし…(^。^;)

このシーンからの展開が良くないと言う方が結構いますが分かる気もします(^^ゞ

10 ■>cocoansさん

リンク有難うございました。これからも宜しくお願いします(^^)

この作品、音楽、映像と美しいですよね(ジヒョンも♪)。イルマーレの作りも素敵だと思いました。リメイク版でもちゃんと海の上に家がたっているというオリジナル版と同じデザインなのが嬉しいです。

コーラは愛嬌ある犬で可愛かったですね。動きが可愛らしい・・・欲しいです(笑)

監督がジヒョンにラブコールですか!楽しみですね(^o^)

11 ■TBありがとうございます

時空のズレ、男女の心のズレが、うま~く構成されて、面白い映画でしたね。
何より、映像が美しくて、ジヒョンちゃんがぴったりはまっていたのが印象的でした。
私もデイジーの舞台挨拶で生ジヒョンちゃんに会えましたが、
スタイルが、すっごくいいの!!
なのに、かわいい!!

次回作は、ハリウッド映画だそうですね。
頑張れ、ジヒョンちゃん!!

ハリウッド版『イルマーレ』は、主役のお二人が大人すぎて、私としては、しっくり来ないのですが。
でも、映画を見てみると、いいのかもしれませんね♪

12 ■>hoppenさん

時空のずれがラブストーリーの定番「すれちがい」を一層強めさせ、切なさ、ドキドキ感などや二人の恋心が伝わってきましたよね。二人の恋を応援したくなるんですよね(^_^)

おお!生ジヒョンを見たのですか!!羨ましすぎです!!やはりスタイルいいんですね~

どうやら次回作はハリウッド作品という話しが出ているみたいですね♪語学も学んでいるとか。どんな作品にでるのか今後注目ですね(^_^)


ハリウッド版「イルマ-レ」は大人のラブストーリーって感じですよね。コーラが大きい犬になっていたのが印象的(笑)
キアヌ好きなので「イルマ-レ」観にいきますよ♪韓国版と比べてしまいそうですが・・・・でも良さそうですよね(^_^)

13 ■おひさしぶりぶり~!

TBコメント有難う御座います。
此処の所、映画と海外ドラマに
追われていて、自分の記事だけで
手一杯ちゅー感じでなかなか覗けなくって
ごめんなさいねぇ~。

私はジヒョンが実は苦手ですが
この作品に関しては手放しで
良いと言い切れます!

リメイク版は頂けませんでしたが
韓流好きのおばちゃん達は
目ざとく見に来ているようでしたわ!

14 ■>hiropooさん

お久しぶりです(^^)
いえいえ、私もなかなか行けなくてすいません(^^ゞ

ジヒョン苦手なんですか~あらら(笑)『イルマ―レ』はリメイク版よりもやはり本家韓国版のほうがいいですよね(^^)


>韓流好きのおばちゃん達は
目ざとく見に来ているようでしたわ!

リメイク版も観にいかれるんですね~何か意外ですね。というかまだ韓流は続いているのでしょうか(韓国映画は好きですが韓流ってあまり・・・って変ですね(笑))

15 ■ハリウッド版が気になったけれど

オリジナルがいいよぉ~ということで観ました!!

良かったです♪
しばらくこの余韻に浸ることにしました!

映像も、ほんとうに一つ一つがポストカードになってしまいそうな美しさで、胸がきゅんとしました♪

16 ■>Dさん

ハリウッド版よりもオリジナルのほうが私は好きです!

映像がきれいですし、とても切ない作品ですよね。ほんと「きゅん」としてしまいますね♪

しばらく余韻に浸って、忘れたころにリメイク版を見たほうがいいかもしれません(笑)
プロフィール

るい

Author:るい
【好きな俳優】
堺雅人、堤真一(特にこの二人が好き!)、大沢たかお、織田裕二、天海祐希、深津絵里

【舞台】
劇団☆新感線に嵌まってます!
ここ最近毎月観劇。

観劇予定: 時計仕掛けのオレンジ / テンペスト / シェイプオブシングス / NODA MAP・南へ / 劇団新感線・港町純情オセロ 


【映画】
洋画、邦画、韓国、香港とジャンル問わず何でも観てます。
最近は邦画鑑賞率高いです。


【ドラマ】
踊る大捜査線のファンでNW捜査員。

SP-警視庁警備部警護課第四係-が心底好き。


【小説】
佐々木譲、今野敏、貫井徳郎、雫井脩介、横山秀雄、海堂尊を好んで読みます。


■物凄いマイペースにやっているので不定期更新です。
なるべく観たものは全て感想を書きたいなと思っていますが
書かない or かなり時間が経ってから書くこともあります。

■映画、舞台、好きな俳優、ドラマの話が多めです。
感想はあくまで私個人のものなので「あ~この人はこう感じたんだ」程度に受け止めてください。



■TB、コメントお気軽に♪
(但し記事内容と関係のない物等はこちらの判断で削除させて頂きます。)
※コメントは承認制です。


※引っ越し前の記事にあるブログ内リンクは旧ブログのものです。(ランキング含)現在修正中の為リンク先には飛べません。
(旧blog⇒enjoy! MOVIE LIFE)

カテゴリ
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
join
リンク
RSSリンクの表示
favorite
「踊る大捜査線THE MOVIE3」2010年7月3日公開!



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。