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『アイデンティティー』  大雨の夜、モーテルで始まる恐怖・・・二転三転する衝撃のサイコミステリー

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
アイデンティティー コレクターズ・エディション

出演■ ジョン・キューザック、ジョン・C・マッギンリー、レベッカ・デ・モーネイ、クレア・デュバル、アマンダ・ピート、レイ・リオッタ、ジェイク・ビューシイ、アルフレッド・モリーナ、プルイット・テイラー・ヴィンス

監督■ジェームズ・マンゴールド







<ストーリー>

 天を突いたような豪雨の夜、寂れた街道で交通事故が起こる。加害者のエド(ジョン・キューザック)は、近隣のモーテルに救援を求めるが、豪雨で電話は不通。道路も冠水し、行く手を阻まれてしまう。やむなくエドはモーテルに引き返し、天候の回復を待つ。モーテルに集ったのは、同じように立ち往生した10名の男女。女優と運転手、娼婦、新婚夫婦、囚人と刑事…。互いに見ず知らずの彼らは、それぞれが何か秘密を抱えているようだった。やがて彼らは雨に閉ざされたモーテルで、1人また1人と謎の死を遂げてゆく。


2003年 アメリカ R-15

(「映画生活」 より引用)






 二つのストーリーが同時に進行し、そこには謎が隠されている。予想外の結末という事で話題になったサイコミステリー。当時‘‘どんでん返しもの’’がはやっていたと思うのですが、その中でも90分という短さで上手くまとめており、なかなかの良作だと思います。


 冒頭からなにやら不穏な空気を感じる・・そんな気にさせます。大雨、そして交通事故により孤島のような状態となり、立ち往生となった10名は近くのモーテルに集まる。「モーテル」はホラームービー等によくでることもあり、モーテルの響きだけでも恐怖感がでます。そんなモーテルに見知らぬ男女が集い、中には囚人もいる。外は大雨・・・・もう‘恐怖の舞台’は感性。これから何が起こるのだろうかと観ていて不安に、そして釘付けになります。

 

 
 モーテル、豪雨、見知らぬ人々…謎めいていて、不安になる要素が詰まっている。雨は映画においてはかなりの効果を発する“道具”となる。この作品はその雨と暗闇が効果的で、恐怖と不安、不審感が増す。前半はモーテルでの奇怪な出来事が中心でミステリーというよりも、雨の湿っぽさとモーテル内の光の少なさ等、映像面でもストーリー面でもホラーっぽい雰囲気があります。モーテルに集った10名がそれぞれに良い演技を見せており、一体なにが起きているのか?誰がやっているのだろうかと登場人物達と同様の心理状態になり、ぐいぐい引き込まれます。途中途中に過激な描写が出てきます(なのでR指定入ってます。)のでそういった覚悟が必要かも・・・ここまでやるのか!?と驚いたシーンもあります(^^ゞストーリー上仕方がないのでしょうかね。



 この作品、ただ最初から最後までモーテルの話しで終わるのではありません。モーテルの話しともう一つのストーリーが同時に進行しているのですが、もう一つの連続殺人犯の話しになると、モーテルの話しの時のような薄暗い映像ではなく、対照的に明るめの映像なのがこの作品の結末へとうまく続いていると思ういます。このへんで犯人とオチが読めてしまいましたが(サイコもの映画やミステリー小説をみる方はオチが途中で読めると思います。)・・・・


 この作品は作品全体にちりばめられた幾つもの謎を解く為の“鍵”を探しながら観ると、より楽しめるかもしれません。犯人に繋がるヒントが到る所にあるので推理しながら観るのもまた違った楽しみ方ができそうです。ヒントが細かいので探す楽しみがあるんですよね~


…しかし途中でオチが読めてしまうので、何も考えず観た方が、ラストの衝撃度が増すかと思います。ヒント探しは2回目に観た時にするのがベストかと。‘どんでん返しもの’は作り手の思うとおりに騙された方が楽しめますからね。



 ネタバレになるのであまり書けませんが、ラストは現実的で現代社会に通じるものがあります(…現代社会への警鐘などが作品に込められているのかは分かりませんが))。隠された“謎”は、途中で私は分かってしまいましたが、結末はそう来るか…!と衝撃。


 新感覚のサイコミステリーでなかなか良かったです。特に俳優たちの演技がリアルでよかったと思います。


 この作品の感想はあまり書くとネタバレになり、作品の面白さが失われるのでこの辺で・・・。




“アイデンティティー”@映画生活


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コメント

非公開コメント

1 ■こんにちは

トラバ&コメントありがとうございます。
オチが判っちゃいましたか!私は監督の思うがまま騙された良い観客だったようです(^^;
この短い時間で中途半端にならなかったのは良かったですね。

2 ■無題

こんばんは☆
トラックバック&コメントありがとうございました。

私はラストのオチには薄々気付いたものの、タイトルにもなったアイデンティティの意味には気付けませんでしたねー。
・・・悔しい(涙)

脚本が良かったので凄く楽しめました。
レイ・リオッタが素敵でした!!

3 ■>カヌさん

オチ分かっちゃいました(^^ゞ

こいういう作品は素直に騙された方が楽しめますよね~失敗しました(笑)

4 ■>マイコさん

オチは劇中にヒントがちりばめられているのもあり、結構分かりますよね(^^ゞ
タイトルも気付く人は早くに気付いてしまうかもしれませんね~私は後から気付きましたが、凝ってますね。

レイ・リオッタはほんと良い味出してましたね!

5 ■アイデンティティなんですよね

TBありがとうございました。
私、自慢じゃないですが、犯人探し得意なんです。全く違う方向にいってしまって修正不可能でした(笑)。頭が固いのかしら。
オチが解った人尊敬です、マジで。
この映画、俳優人が好プレーでしたね。
プロフィール

るい

Author:るい
【好きな俳優】
堺雅人、堤真一(特にこの二人が好き!)、大沢たかお、織田裕二、天海祐希、深津絵里

【舞台】
劇団☆新感線に嵌まってます!
ここ最近毎月観劇。

観劇予定: 時計仕掛けのオレンジ / テンペスト / シェイプオブシングス / NODA MAP・南へ / 劇団新感線・港町純情オセロ 


【映画】
洋画、邦画、韓国、香港とジャンル問わず何でも観てます。
最近は邦画鑑賞率高いです。


【ドラマ】
踊る大捜査線のファンでNW捜査員。

SP-警視庁警備部警護課第四係-が心底好き。


【小説】
佐々木譲、今野敏、貫井徳郎、雫井脩介、横山秀雄、海堂尊を好んで読みます。


■物凄いマイペースにやっているので不定期更新です。
なるべく観たものは全て感想を書きたいなと思っていますが
書かない or かなり時間が経ってから書くこともあります。

■映画、舞台、好きな俳優、ドラマの話が多めです。
感想はあくまで私個人のものなので「あ~この人はこう感じたんだ」程度に受け止めてください。



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