スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『シュリ』   愛した女性はスパイ・・・カン・ジェギュ監督×ハン・ソッキュの大ヒット作!

アミューズソフトエンタテインメント
シュリ

出演■ハン・ソッキュ、キム・ユンジン、ソン・ガンホ、キム・スロ、チェ・ミンシク

監督■カン・ジェギュ





 <ストーリー>

 韓国の諜報部員ユ・ジョンウォンは恋人イ・ミョンヨンとの結婚を間近に控えていた。彼の周囲では謎の事件が多発し、その背後には北朝鮮のスゴ腕女スパイ、イ・バンヒの存在が浮かび上がる。


1999年 韓国

(「映画生活 Gaga」より引用。)






 日本公開時‘第一次韓国ブーム’とでも言いましょうか、韓国ブームの火付け役となった作品。私が韓国映画を観るようになったのも『シュリ』がきっかけであり、ハン・ソッキュを好きになった作品です。 韓国では社会現象となり韓国映画史を塗り替えた作品。



 この作品が私の初韓国映画で、映画雑誌かTVだったのかは忘れましたが作品紹介を見て妙に惹かれるものがありました(確か当時はおすぎがTVCMをしていたような・・・)。いままで韓国の映画というものはどこか見づらいという先入観というのでしょうか、そんな考えを抱いていましたが、本作を観てそんな固定概念は吹き飛びました。


 最初に観賞した時はただただ良かったな~といった感想。しかし、何回か観るうちに気になる点も出てきました。


 アクション、バイオレンス、ラブストーリー、ヒューマンドラマと全ジャンルを網羅していると言える作りである為、下手すると詰め込みすぎて散漫な印象を受けかねないのですが、そこを韓国映画がもつパワーで押し切り、さほど気にならない作りに仕上げ、単調な作りにならないようにされています。


 アクションシーンは迫力があり、「韓国映画、なかなかやるな~」と言う感想を持ちました。しかしハリウッド作品のアクションシーンと比べるとやはり欠ける部分は多々あります。特にビル爆破のシーンは初見の時は入り込みすぎていたので気にならなかったものの、二度三度観るうちにこのシーン・・・ミニチュアを破壊しているのがありありと分かってしまうのが残念。

 本作に多く登場する銃撃戦は見応えアリ。今後の韓国映画への期待感が沸きました(そう考えると監督の『ブラザーフッド』のアクションシーンはハリウッドに近づいていたかな。)。


 ストーリー展開も冷静になって観ると無理があるというか突っ込み所はあるのですが、もうそんな事は気にならないほど作品に入り込んでしまいました。


 本作の見所はアクションもそうですが、なんと言っても韓国の諜報部員ユ・ジョンウォンと彼の恋人イ・ミョンヨンの悲恋。そしてテロリストであるパク・ムヨンとの対決。この作品のテーマである南北分断の悲劇をラブストーリーとアクションで描くことにより、カン・ジェギュ監督は南北分断を誰にでも分かりやすく、エンターテイメント作品にしたと言う事が今までに無いことであり、そしてこの作品に多くの人が惹きつけられた要因であるのかもしれません。


 分断の悲劇をより強く表す存在であるのがチェ・ミンシク扮するパク・ムヨン。チェ・ミンシクの迫真の演技(やはり上手い)、ラストでのユ・ジョンウォンとの対決は手に汗握るものでした。しかし、重要な存在であろうパク・ムヨンの人物描写がやや弱かったかなと思います。もう少し丁寧に描いてくれたのならば彼に感情移入する事が出来たと思いますし、南北分断というテーマも強く浮び上がり、観客の心に届いたのではないかと思いました。


 そこが弱い反面、もう一つの見所・・というかメインであるハン・ソッキュ扮するジョンウォンとキム・ユンジン扮するミョンヨンの関係は綺麗にまとまっていて、感情移入しました。水槽前でのキスシーンは有名だと思いますが、このシーンの取り方は綺麗ですね~このシーン、二人は幸せなはずなのに悲壮感を感じさせる青を基調とし描写は見事。また水槽前と言うのも伏線となっているあたりがニクイ演出です。


 愛し合う二人=南北分断の悲劇ということをラストでは描いており、観ていて非常に辛く、やるせない。劇中に本作のタイトルである『シュリ』の説明があるのですが、これを聞くと更に悲しくなり、何とも言えない気持ちになります。電話のシーンは切ないですね。このシーンで毎回決まって涙します。


 この作品の魅力・・・それは‘悲恋’であるのかもしれません。


 他に魅力的な点はやはり出演者でしょう。主演はハン・ソッキュ。ハン・ソッキュはけして二枚目ではありませんが彼が演じている姿を観るとかなり惹かれるものがあるんですよね。‘演技で魅せてこそ役者!’と感じさせる俳優で、本作でも悲哀に満ちた表情などで印象的なシーンを作り出しています。


 ハン・ソッキュの相棒役としてソン・ガンホも出演。本作では演技力の高さを十分に発揮できるような役では無かったものの、ツーショットは本当に相棒のようでした。また2人の共演が観たいものです。


 

 本作はよくTV放映されますが、TV放映時は大部分がカットされていますのでTVで観たという方は機会があればDVDなどでの観賞をお勧めします。以前観た時はラストがばっさりカットされていて驚きました・・・^^;





-----------------------------------

 

 『シュリ』が日本でドラマ化されるという驚きの記事を発見!(詳細は→朝鮮日報 2006/03/29/

古い記事ではありますがTV放送とDVDで全20回とのことで、ビックリです。今後どうなるのか注目ですね。




-----------------------------------


<当ブログ内、ハン・ソッキュ出演作品記事>


『八月のクリスマス』
『グリーンフィッシュ』

『カル』

『銀杏のベッド』

『スカーレット・レター』


観賞したものの未だ記事にしていないものがありますので今後UPしていきます(^^)。




にほんブログ村 映画ブログへ ??

?



シュリ@映画生活
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

1 ■金字塔ですね!

rainさん、こんばんは!
私が初めて買った韓国映画のDVDが『シュリ』でした。
この作品では「ハマる」とまでいかなかったのですが...^^;;
何度も見ていると、ご指摘されてるように特撮の未熟さが見えてしまいますね。
でも、二人が迎える悲しい結末には...本当に胸がつまる思いになります。。
アクション映画というよりは、やはり悲恋劇としての魅力の方が大きかったです。

実は私、この映画のレビューをまだ書いてないんですよねぇ(^^ゞ
いつかUPしなきゃ(苦笑)

2 ■>makoto さん

こんばんは(^_^)
そうですね1まさに金字塔。この作品で韓国映画をよく見るようになったので思い入れがある作品です。この手のストーリーが好きなので(^^ゞ
二人の結末は悲しすぎます。この作品は二人の悲恋劇がメインですね。


makoto さんが未だこの作品のレビューを書かれていないのは意外でした!UP楽しみにしてますね♪

3 ■こんばんは♪

TB&コメントありがとうございました<(_ _)>
私もこの映画が韓国映画を見た最初の作品になりました。公開時ではなく、ずっとあとでしたけど(^^;
一度しか見ていないので、のめりこんで見た記憶しかありません(笑)
見ごたえもあり、正直「韓国映画ってスゴイ!」と思いました。悲しくもせつない話で、また見直そうかなぁ・・・。

こちらからもTB返させていただきます<(_ _)>

4 ■>chibisaruさん

こんばんは(^_^)
chbisaruさんもこの作品が初韓国映画ですか!「韓国映画って凄いな」と感じる作品でしたよね。

是非再見してみてください、新たな発見があるはずです♪

5 ■シュリが・・・

わたしも韓国映画初体験でした。
なんて、スタイリッシュでお話もよく出来ているし
なによりハン・ソッキュのピストルを構える姿が
かっこよっくって悲しくって・・・・
ソン・ガンホにキム・ユンジン、チェ・ミンシク・・・
今はもうありえないであろう豪華キャストですよね

6 ■>うっちゃん(kugenuma555) さん

うっちゃんさんも『シュリ』が初韓国映画ですか(^^)

ハン・ソッキュの睨みながら銃を構える姿はカッコいいですよね~そのカッコよさの中にも悲哀の表情があってせつないですよね。

もう一度この豪華キャストがみたいですね(^^)もう実現は困難でしょうが・・・

7 ■読者登録ありがとうございます。(^^)

この作品大好きです!
ラストがバッサリカットって凄いですね。( ^ _ ^;
私もテレビ放映の映画をよく観るので
気をつけなくてはですね。

今後ともよろしくお願いします。

8 ■>laerl38 さん

そうなんですよ~留守電のシーンの後がばっさりカットされていたんです(-_-;)あの後が良いのに何故なのか・・。本当にビックリしました。



こちらこそ宜しくお願いします。

9 ■あんにょん

こんにちは。xina-shinです。
私も韓国映画にはまった原因はこの「シュリ」でした。
今はハン・ソッキュssiよりソ・ガンホssiの方が日本でもメジャーになっちゃったかもしれませんね。

10 ■無題

reinさんこんばんわ。あっしゅです。
この映画良かったですねぇ。
韓国映画の中でも指折りのいい作品だったと思います。
最後2人銃を向け合うシーンは涙モノでした、、、。この映画DVD欲しいと思ってるんですが、なかなか買えなくて、、、。

11 ■>xina-shinさん

こんばんは。

やはり『シュリ』ですよね~(^^)

確かに今ではハン・ソッキュよりもソン・ガンホのほうがメジャーになりつつありますね。『怪物』も公開される事ですし。

ハン・ソッキュの作品は『スカーレットレター』以降日本公開されませんね(映画祭では上映されていますが、、、)。またスクリーンでハン・ソッキュを見たいものです。

12 ■>あっしゅさん

こんばんは(^^)

結構突っ込み所はあるのですが良いですよね。この作品で韓国映画、ハン・ソッキュを好きになったこともあり大好きな作品です。

ラストのシーンは悲しすぎますね。そのあとの留守電のシーンには毎回泣かされます。

DVD、廉価版が出そうで出ないですよね~(笑;)他の作品は出ているので出るんじゃないかと思って私も未だ買ってないんですよ・・・好きなんですが(^^ゞ

プロフィール

るい

Author:るい
【好きな俳優】
堺雅人、堤真一(特にこの二人が好き!)、大沢たかお、織田裕二、天海祐希、深津絵里

【舞台】
劇団☆新感線に嵌まってます!
ここ最近毎月観劇。

観劇予定: 時計仕掛けのオレンジ / テンペスト / シェイプオブシングス / NODA MAP・南へ / 劇団新感線・港町純情オセロ 


【映画】
洋画、邦画、韓国、香港とジャンル問わず何でも観てます。
最近は邦画鑑賞率高いです。


【ドラマ】
踊る大捜査線のファンでNW捜査員。

SP-警視庁警備部警護課第四係-が心底好き。


【小説】
佐々木譲、今野敏、貫井徳郎、雫井脩介、横山秀雄、海堂尊を好んで読みます。


■物凄いマイペースにやっているので不定期更新です。
なるべく観たものは全て感想を書きたいなと思っていますが
書かない or かなり時間が経ってから書くこともあります。

■映画、舞台、好きな俳優、ドラマの話が多めです。
感想はあくまで私個人のものなので「あ~この人はこう感じたんだ」程度に受け止めてください。



■TB、コメントお気軽に♪
(但し記事内容と関係のない物等はこちらの判断で削除させて頂きます。)
※コメントは承認制です。


※引っ越し前の記事にあるブログ内リンクは旧ブログのものです。(ランキング含)現在修正中の為リンク先には飛べません。
(旧blog⇒enjoy! MOVIE LIFE)

カテゴリ
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
join
リンク
RSSリンクの表示
favorite
「踊る大捜査線THE MOVIE3」2010年7月3日公開!



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。