スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『インファナル・アフェアⅢ  終極無間』   悲しくも美しい終極

ポニーキャニオン
インファナル・アフェア III 終極無間

出演■アンディー・ラウ、トニー・レオン、レオン・ライ、チェン・ダミオン、ケリー・チャン、アンソニーウォン他
監督■アンドリュー・ラウ、アラン・マック



<ストーリー>

第1作のラスト後から、物語は始まる。マフィアとしての過去と決別したいラウが、警察内に潜んでいると思われる他のマフィアを探すうち、エリート警官のヨンと中国本土の武器商人の関係を怪しむ・・・


2003年  香港(中国)

(Amazon.co.jp? より抜粋。)



インファナル・アフェア三部作最終章。

Ⅰの続きとなっている今作はラウが主人公として描かれ、新たに登場する人物がいる等最終章ということだけあり、豪華な出演者達。豪華共演だけでも観るに値します。

ラウの末路が描かれた今作は“究極の無間地獄”を目の当たりにする事になります。
ラウの`善人でありたい'と思うあまり、心が崩壊して行く様が悲しく切ない・・・彼の人生はまさに「無間道」。アンディ・ラウの演技は賞を受賞するだけあり見事でした。また今回初めて登場するレオン・ライとチェン・ダミオン。レオン・ライが敵か味方か分からない謎多きヨンをクールな演技で好演、そのミステリアスさは観る者を惑わす。
チェン・ダミオンも渋くて良かったですね。この作品に重みを与える存在でした。

今作ではヤンのファンには少し救われるシーンがあり、そのシーンを観ると運命は残酷だなと思ってしまう。そしてヤンの存在の大きさを実感する。
また三部作中一番女性の存在を感じ、彼らにとって女性は“オアシス”であると言うことが伝わる。一作目で少々浮き気味だったケリー・チャンの役柄の重要さが今作で分かる。


前二作同様、劇中に流れる音楽が良く、エンドロールの歌の歌詞にはⅠもそうだったが哀愁があり、映画のテーマを表していると思いました。


今作は前二作とは違うテイストで描かれているためか、少々物足りなさを感じましたが、今作は“終極無間”と言うことだけあり、全編どんよりと薄暗く(DVDのジャケットに上手く現れています。)、ラウの心理にスポットを当てているため“静”の作品となっています。インファナルアフェアシリーズ特有の雰囲気や人間ドラマがあり、見る価値がある作品だと思います。内容が結構複雑なので、何度か観るといいかもしれませんね。三作続けて観たいと思いました。


しかし・・私の中では『インファナル・アフェア』三部作では『Ⅰ』が一番です。




にほんブログ村 映画ブログへ


インファナル・アフェアIII 終極無間@映画生活



『インファナル・アフェアⅡ 無間序曲』  無間道・・・運命が動き出す

ポニーキャニオン
インファナル・アフェア II 無間序曲

出演■エディソン・チャン、ショーン・ユウ、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン  他・・・
監督■アンドリュー・ラウ、アラン・マック


<ストーリー>

1991年、香港マフィアのボス、クワンが暗殺される。離反を目論む手下たちは、跡を継いだハウに抑えられるが、時期を待っていたサムは、ラウを警察へ潜入させる。一方警察学校では、ウォン警部が、退学になったヤンを、ハウの組織へ潜入させた。4年が過ぎ、組織の拡大とクワン殺害の復讐に燃えるハウは、不穏な手下を一掃し・・・。


2003年  香港(中国)

(「映画生活」より抜粋)



インファナル・アフェア三部作の二作目であり、第一章。



インファナル・アフェア三部作中、一番マフィア映画色が強い作品だと思います。

血と血で洗い合い、憎悪と復讐の連鎖と黒社会に生きる者達の心理を描いており、全編に哀愁と熱い男達のドラマが前作同様描かれています。これが『インファナルアフェア』の魅力なので今作もその世界観が引き継がれていた点が良かったです。

前作では語られなかったヤンとラウの過去を知る事ができる今作は“無間道”の始まりであり、運命は残酷に動き出す。


悲壮感が感じ取ることができる作品の流れと映像はさすが。
前作では少しの登場であったショーン・ユー(若き日のヤン)とエディソン・チャン(若き日のラウ)の演技も良く(・・・そして格好いいですね(笑))、終盤で見せるラウの少し偏執的ともいえる性格を表情で見事に表していたと思います(そのシーンが何処かはご覧になって頂ければ分かるかと。)。


他の出演者の演技も見事、サム役のエリック・ツァンとウォン警視役のアンソニー・ウォンは貫禄があり、作品を引き締めます。この二人が『無間序曲』の主役といっても過言ではないかと。それほど存在感があります。

今作は各登場人物を前作以上に掘り下げて描いており、登場人物全てに見せ場がある。そして作品の登場人物たちは“無間道”に生き又は向かっているのがなんとも切なく、やるせない。

黒社会に生きる者たちの運命は最初から決まっているのかもしれない・・・“無間道”と。


今作で語られる各エピソードは、後の二作にも繋がる事が多々あるため、お見逃しなく・・・といった感じです。人物関係が入り組んでいて難解な部分もあるため『インファナル・アフェア』を観てからの鑑賞をお勧めします。

インファナル・アフェア三部作ではⅠが一番好きなのですが、“男達のドラマ”を強く感じさせるのは今作です。


無間道の始まりは壮絶で、とても熱いドラマです。




にほんブログ村 映画ブログへ


インファナル・アフェアII 無間序曲@映画生活 ?


『インファナル・アフェア』  無間道、第一作・・・。闇に生きる男たちの地獄への道

出演■アンディー・ラウ、トニー・レオン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャン 他・・・
監督■アンドリュー・ラウ
共同監督・共同脚本アラン・マック






<ストーリー>

 マフィア組員のラウ(アンディ・ラウ)は、香港警察へ入隊し、内部情報を流す潜入員となる。同じ頃、警察学校に通うヤン(トニー・レオン)は、マフィアの潜入捜査官となるため、警察を去る。10年後、ラウは内部調査課長に昇進し、恋人との結婚を控えていた。一方ヤンは、長年の潜入捜査に疲れきっている。ある夜、大きな麻薬取引の際、組織と警察は互いに情報漏れに気付き、警察はラウに、組織はヤンに、それぞれ内通者を探すよう命じる。やがて2人の距離は、少しづつ縮まっていく…。


2002年 香港

(『映画生活 Gaga』 より引用)




?





無間道三部作の一作目。ハリウッドリメイクも決定するなど各国でも高い評価を得た作品。三部作全て観ましたが私はこの第一作が好きですし、傑作だと思います。

豪華キャストの今作は、俳優達の素晴らしい演技により作品に深みが出ていると思います。

マフィアと警察の“潜入合戦”。

いつばれてしまうのか・・・と終始緊張感があり、ハラハラドキドキの連続。

双方の駆け引き、心理・頭脳戦と銃撃戦等のアクションが小気味良く、たまに入る笑いにより作品のテンポが絶妙。

テンポが良いので最後まで飽きること無く観る事ができ、引きつけられ、作品の世界に知らないうちに浸ってしまいます。

作品全体がやや青味がかった映像なのも哀愁を感じ、作品の世界を引き立てていたと思います。


世界感を引き立てているといえば音楽。インファナル・アフェアは音楽も優れていると思います。エンドロールに流れるトニー・レオンとアンディ・ラウが歌う歌はまさにこの作品の世界感とテーマを表していて、ラストの余韻がしばらく消える事がありません。

この作品のテーマは“無間道”なのですが、各登場人物がこの無間道を味わう事になっているんですよね。それは三部作全てを観ると尚更そう思います。


こういった“闇の世界”に足を踏み入れたもの達は救われる事がないのでしょう・・・しかし、彼等にも“光と救い”があるのです。それは女性達の存在・・・。この作品で出て来る女性達は結構ポイントだと思います。彼等の世界とは対照的ですからね。


こういった描き方も見事ですし、人物の心理描写も素晴らしいと思います。

ラウとヤンの孤独感、焦燥感が二人の見事な演技とストーリー構成によってひしひしと伝わってきます。う~ん、上手いですね(^^)

哀愁と極限の世界に生きた者達の熱いドラマが描かれた傑作です。




<関連・『インファナル・アフェア』三部作レビュー記事>


『インファナル・アフェアⅡ 無間序曲』  無間道・・・運命が動き出す

インファナル・アフェアⅢ  終極無間』   悲しくも美しい終極



にほんブログ村 映画ブログへ



インファナル・アフェア@映画生活




『ベルベット・レイン』  雨に始まり、雨に終わる・・・

日活
ベルベット・レイン
?

出演■アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、ショーン・ユー、エディソン・チャン
監督■ウォン・ジンポー




<ストーリー>

香港黒社会の大ボスのホンの暗殺計画が噂され、配下の三人のボスはお互いの腹をさぐり合っていた。ホンの弟分のレフティが跡を継げば、多くの血が流されることは明らかだった。その夜、ホンの妻が長男を出産する。病室を見舞うホンとレフティ。レ フティはホンに引退して家族と国外に出ることをすすめる。一方、レストランで働くイックは相棒のターボに誘われ、くじ引きで暗殺者を決める会場のディスコへと向かう。殺す相手の写真を見せられ、ナイフを渡されたイックは夜の町へと飛び出していく…。


2005年 香港

(「映画生活」より 引用。)






『インファナル・アフェア』を彷彿させるキャストとストーリーにひかれ、観に行きました。

監督は今作が長編デビュー作で、“第二のウォン・カーワイ”と称されているそうです。

確かに映像は独特の世界観があります。酔う様なカメラワーク、サブリミナルっぽい描写(これサブリミナル!?と映画館でかなり驚きましたf^_^;凄い一瞬エリディソン&ショーンが映るシーンがあるんです。これに気付いた方いますか?見間違いかな…f^_^;)、スローモーションの多用、原色の映像等…監督の特徴が沢山観て取れます。



PVの様な映像もあったりと好き嫌い分かれそうな映像が多いです(監督はPVの演出もされていた様なので、そういった映像になったりするのでしょうか)。

ストーリーは黒社会に生きる男達が描かれ、バイオレンス色も結構強いです。観ていて「これって指定入ってないんだよな…入れた方が…(^_^;)」と思いました。中国では上映禁止になったらしいですね(特典の非売品プレスに書いてありました。)。

長髪のアンディ・ラウは渋くてかっこよかったですね。ジャッキー・チュンが冷酷なレフティを好演していました。ジャッキー・チュンの存在感はアンディ・ラウ以上でしたね。

ショーン・ユー、エディソン・チャンも良かったと思います。ショーン・ユーは薄幸で無表情な役が似合ってました。

この作品はラストに意外なオチがあります。何も考えずに観ていた私は騙されました。こういうオチには素直に騙された方が気持ちが良いですね。というか…この作品は騙されなければならない。

というのもこの作品、黒社会の非情、壮絶さや哀愁。男同士の絆等があり、良かったのですが…物足りないんです。
オチがなければ何て事無い作品になりかねません(^_^;)
良い要素があるのに勿体ないです。

この作品は「難解だ」という感想もよく目にしますが、全て観終わった後各シーンと台詞を思いだすと良く分かるかと思います。
後から色々と考えたくなる作品でした。


原題は『江湖』。“黒社会”を意味する言葉だそうです。『ベルベットレイン』というタイトルもラストのシーンを考えると結構合ってるかなと思います。

結構良い要素があった作品なのに活かし切れてない感があったので、監督の次回作に期待です…(^^;)





にほんブログ村 映画ブログへ ?


??


映画生活 ベルベット・レイン ?


プロフィール

るい

Author:るい
【好きな俳優】
堺雅人、堤真一(特にこの二人が好き!)、大沢たかお、織田裕二、天海祐希、深津絵里

【舞台】
劇団☆新感線に嵌まってます!
ここ最近毎月観劇。

観劇予定: 時計仕掛けのオレンジ / テンペスト / シェイプオブシングス / NODA MAP・南へ / 劇団新感線・港町純情オセロ 


【映画】
洋画、邦画、韓国、香港とジャンル問わず何でも観てます。
最近は邦画鑑賞率高いです。


【ドラマ】
踊る大捜査線のファンでNW捜査員。

SP-警視庁警備部警護課第四係-が心底好き。


【小説】
佐々木譲、今野敏、貫井徳郎、雫井脩介、横山秀雄、海堂尊を好んで読みます。


■物凄いマイペースにやっているので不定期更新です。
なるべく観たものは全て感想を書きたいなと思っていますが
書かない or かなり時間が経ってから書くこともあります。

■映画、舞台、好きな俳優、ドラマの話が多めです。
感想はあくまで私個人のものなので「あ~この人はこう感じたんだ」程度に受け止めてください。



■TB、コメントお気軽に♪
(但し記事内容と関係のない物等はこちらの判断で削除させて頂きます。)
※コメントは承認制です。


※引っ越し前の記事にあるブログ内リンクは旧ブログのものです。(ランキング含)現在修正中の為リンク先には飛べません。
(旧blog⇒enjoy! MOVIE LIFE)

カテゴリ
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
join
リンク
RSSリンクの表示
favorite
「踊る大捜査線THE MOVIE3」2010年7月3日公開!



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。